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Monday, September 07, 2015

底上げか、リーダー育成か


めったに医療機関にかからない私ですが
年に1回くらいお世話になることもあります

ちょうど1年ほど前に
薬剤性アレルギーで病院にかかっていた頃(→詳細はこちら
いわゆる門前薬局に行きました
「某大学付属の薬局で、実務実習にも力を入れている最新の薬局」
と聞いていたので
ワクワクして(?)薬を受け取りに行きました

ところが・・・
その薬局に行ったのは初めてでしたが、問診票はありませんでした
当然、お薬手帳には
アレルギーの原因となった薬をちゃーんと書いておきましたが
担当した薬剤師がそれを確認することはありませんでした
そして今回の受診の経緯を聞かれることもなく
「前に同じ系統の薬が出ているようなので、
今回の薬とは一緒に飲まないように」
とだけ言われました

また、つい先日
街中のチェーン薬局に行く機会がありました
番号を呼ばれてカウンターへ行くと
明らかに慣れない手つきの中年の薬剤師が
緊張した様子で話始めました
「この薬は1日何回~~~です」
と一生懸命説明しましたが、間違っていました
一応間違いを指摘しましたが、その方は謝るわけでもなく
「え?」
と驚いた様子で
「何かあったら医師に連絡してください」
とだけ言って薬をくれました
たぶん、キャリアにブランクがあるか何かで、
久しぶりの投薬だったのではないかと思います

これが現実か、と悲しい気持ちになりましたが
悲しみに浸っていてもしょうがないので、
できることから1つずつやっていこうと思わされたできごとでした


学生の頃、薬学生の団体を運営していたのですが
そのときから現在に至るまで
いつも議論になるのが
「薬学生(薬剤師)の底上げを目指すべきか、リーダーを育成すべきか」
というテーマ

いろんな考えがあるし、
リーダーシップを執れる人材の不足も深刻であり、
どちらも大切ではありますが、
私の答えはいつだって決まっています

先に述べたようなケースが
私だったからよかったものの
これが一般の患者さんへの対応だとしたら
患者さんに好ましくない影響が出る可能性がありますよね

素晴らしい薬剤師がたくさんいることは、もちろんよく知っています
でも、どんなに素晴らしい薬剤師がたくさんいても
そうでない薬剤師が1人でもいたら…?

患者にとっては
その日、担当した薬剤師がすべてなんです
薬剤師も他の医療専門職もは独り勝ちではダメなんです

団体の後輩の学生から
「底上げか、リーダー育成か」と聞かれたときは
「一部の優秀な薬剤師以外が担当する患者さんが
あなたの大切な人だとしたらどう思いますか?」
と答えています





Friday, November 02, 2012

FIP Congress(世界薬学連合世界大会)2012 参加者有志による報告会のお知らせ

先日参加した、FIPコングレス(オランダ)の報告会を開催します!
みなさまお誘いあわせの上、ご参加ください☆




本年のFIP(世界薬学連合)世界大会には119か国から薬剤師や薬学研究者が集まりました。 本年のFIP(世界薬学連合)世界大会には119か国から薬剤師や薬学研究者が集まりました。 詳細、お申し込みはこちらから! http://kokucheese.com/event/index/60385/
日時:2012年11月11日(日)14:00~17:00 懇親会 17:30~19:30 
内容(仮):各30分程度 



日本でも注目が集まっている、CDTMなど共同薬物治療の世界のトレンドや、各国の薬学教育や人材戦略について、また、薬剤師の資質のグローバルスタンダードや、この先薬学そして薬剤師が目指す方向性に関してなど、世界の薬学事情の一端をご紹介させて頂きます。 

会場:新宿西口 メディアボックス貸会議室 会議室C http://www.e-joho.info/eiwa/index.html
会費:学生(無料)、社会人:500円(資料代、会場費) 
※懇親会費別 
※報道関係者や採用関係者の方は事前にお申し出ください。別途ご案内致します。 

1. FIP(世界薬学連合)とは? 
2. 世界の薬学教育 
薬剤師の資質、薬学系人材の現状と戦略、薬学教育の現状調査 
3. 薬局薬剤師ビジョン2020、世界の共同薬物治療管理の実際 
4. 日本からのポスター発表者、参加者から感想 
5. 薬学生よりお知らせ 

Thursday, October 25, 2012

【告知】エイズ学生サミットでお話しさせて頂きます^O^


11月23日に慶応大学(三田キャンパス)で開催されますエイズ学会市民シンポジウムのパネルディスカッションにてお話をさせて頂きます!

ご都合よろしい方はぜひ!ご参加ください^O^







2012年11月23日15:0017:00
  • 慶應義塾大学三田キャンパス 西校舎519
  • 日本エイズ学会では、毎年、学術総会の開催に先立ち、社会との連携を目指して、学会前日に市民公開シンポジウムを開催してまいりました。
    今年度は、学術総会が大学のキャンパスを会場に開催されるという事もあり、この度の市民公開シンポジウムでは、学生・若者の斬新な視点に立って、HIV/AIDSに関する様々な問題を取り上げて活発に討論することを計画しております。
    HIV/AIDSは、感染している方、感染していない方という区別を超えた社会全体の問題として捉えなければなりません。そうした視点から、現在、HIV/AIDSに何らかの形で携わり、次世代を担う若い世代にパネリストとして参加して頂くことにしました。そして、自分たちの活動の紹介や自分たちの活動から見えてきたこと、感じたことを伝え合うと共に、共通の問題についてみなで討論していきたいと思います。若い世代の声を通して、市民公開シンポジウムに足を運んでいただいた聴衆の方々には、HIV/AIDSの問題は自分たちとは離れたところにある問題ではなく、まさしく、自分たちの問題であるという認識を持ってかえっていただければと思います。



第一部:基調講演
江副聡(UNAIDS)
「国連からみた世界のHIV/AIDS~UNAIDSの現場から」

中村うさぎ(作家エッセイスト)
「セックスと恋愛とパートナー」

第二部 パネルディスカッション
NPO法人[akta]、アフリカ医療研究会、NPO法人「難民を助ける会」、NPO法人「GLOW」、NPO法人「ぷれいす東京」



Friday, September 28, 2012

世界薬学連合100周年記念コングレスに参加します


来週から世界薬学連合(FIP)の100周年大会に参加しにオランダに行ってきます。

119か国から参加者が集まります。

http://www.fip.org/amsterdam2012/Amsterdam/2033/Home/

今回の注目の一つは世界初の調剤テクニシャンのシンポジウムが行われることです。世界ではテクニシャンがいるのが当たり前になっていて、役割や教育について各国の調査発表、ディスカッションが行われます。

もう一つ、個人的に注目しているのは、薬剤師の能力・資質(Competency)を明らかにするワークショップです。
薬剤師に必要な能力のグローバルスタンダードを明らかにすることで、薬学教育が目指すものがより明確になります。

帰国した暁には報告会をしたいと思いますので、興味のある方はご連絡ください^O^

Thursday, September 13, 2012

悩み

私自身はあまりくよくよ悩んだりする性格ではなく

大抵のことは、一晩寝れば、前向きに考えられるのですが。


一難去って、また一難

人生は悩みが尽きないものですね。

そんな話をカナダに住む親友としていた。



それで思い出したことがある。

一年くらい前に

あるセミナーに参加したとき。

たまたま隣に座った、私より10歳くらい年上の女性に、

「何か悩みはありますか?」

と聞かれた。

私は少し考えて

「そうですねぇ。もう少し痩せたいかな」

と、半分思いつきで、でも半分本気で答えたら

「そんなことしか悩みがないのがうらやましい!私なんて、娘が思春期で、どう付き合えばいいかわからないし、しかももうすぐお受験で。。。」
と抱える悩みを打ち明けてくれた。


確かに彼女が言うように、
幸い私は健康で、
平和な国に生まれ育ち、

今日明日生きていけるか、みたいな生命を脅かされるような不安があるわけでもなく、

家族も元気で、
自分のことだけ考えていればいいから、

のんきに生きているのかも。
と思った。


それにしても、
人の悩みって他人からはなかなか理解できないものだなーと思います。
私が太っているか否かに関わらず、
もし、本当に、
痩せられなくて悩んでいたら

「そんなくだらないことで悩んでるの?」
みたいな反応をされたら、傷つくと思う。
まぁ、そう見えなかったんだろうけど。
そして同じように、その女性の悩みは、私からしたら、「大変なんだなー」くらいで深く理解できないのも事実だし。

悩みは本人にとったら、この世の終わりくらいに深刻な問題だったりするけど、
周りの人からしたら、全然気にならないことだったりする。

さっきも書いたように、他にもっと深刻な悩みがないから、小さなことが気になってしまう、というのもあると思う。

一歩引いてみれば、こんなことで悩む暇があるなんて、なんて自分は幸せなんだろって見方もあるかもしれない。
そういうのって、一人で悩んでいると気づかないんだけど、
自分より明らかに深刻な問題に直面している人を見たりすると
自分の問題が些細なことに気づいたり。


悩んでる時間って
出口が見えなくて不安だったりするけど

自分と真剣に向き合う
大切な時間だと思います。
悩むことが許されるなら
存分に悩んで悩み通して、
そして決断した先には
きっともっと強い自分が待っている気がします。

だから、時々悩むのも、悪くないのかな。





Sunday, July 22, 2012

講演報告「国際協力のウラ・オモテ」 6月21日@富山


先日、富山大で医療系学生に向けて、国際協力についてお話しさせて頂きました。

質問も活発に頂き、参加者それぞれが考え、何かを感じ取ってくださったようです。^^

頂いた感想を以下にいくつか抜粋して掲載します。
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○国際協力の話だけでなく、そもそも、人が人に何かをしてあげると言うことは、本当に難しいなぁと思いました。与える側に悪意はなくても、もらう側からしたら、必ずしも必要とされているかはわからないし、その結果がいい影響を残し続けるとは限らないんですよね。

○ものすごく貴重なお話ありがとうございました。何が本当の協力なのか、本当に必要なのか。私も自分の目で色々見たいと思っています。後町さんの話を聞いて勇気をもらいました。

○ニーズとディマンドの話や今の満足とその先の向こうまで考えることの話がよかった。

○ガーナの人のように自分の国が好きと言えるようになりたいと思った。

○国際協力を美談にしてはいけないと思いました。話を聞く前だったら、「すごいなぁ」で終わってしまっていました。「情報のその先に何があるのか」考えるきっかけになりました。

○今日のセミナーは自分の将来を考えるきっかけになりました。

○日本でも老いるものも、若い者も、健康な人も病を持つ人も、互いに学び与え合う関係が健康でシアワセな社会なのかなと思いました。
支援をするばかりでなく、そこから学ぶ姿勢が必要だと思いました。

○相手のためを想って、自分ができる範囲の最大限のことをするってのが大切なのかな、と想いました。私はこの国を誇りに思っています。

○相手の気持ちを無視したようなことをしてはいけないと思いました。どんな場でもその場で求められることをまず考えられるようになりたいと改めて感じました。

○「それは本当にその人のためになっているか」この言葉は、医療人として接するときも常に考えなければいけないことだと思いました。

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参加学生による報告はこちら→http://blog.livedoor.jp/peachfulworks/archives/7221455.html

富山大学医療問題研究サークル Peachful worksのみなさん貴重な機会をありがとうございました!!


次回の講演予定は8月4日、横浜です。
http://www.yaaic.gr.jp/yaaic/1336.html








Friday, June 01, 2012

伝える→心を動かす

今月は金沢、大阪、富山で3回ほど、お話をさせて頂く機会を頂いております。
それぞれのテーマも対象も別。
どんな出会いや発見があるか、今から楽しみです^^

最近は途上国の医薬品の品質を調べているので、朝から晩まで研究室にこもりきりのことが多く、
人と話す時間が少ないので、このような機会を頂けることは本当にありがたいことです。

第1回は今週日曜、薬学生向けにお話しします。

学生時代の活動の話から現在のキャリアに至るまで、未来の薬剤師仲間に向けて、将来につながるお話をしたいと思っています。

学生時代、組織運営をする上でいつも心掛けていたこと。「何」ではなく、「なぜ(何のために)」。

それを非常にわかりやすくまとめてくれている動画があります。

内容だけでなく、プレゼンスタイルも非常にシンプルで、参考になります。

さて、私も参加してくれた人の心を動かすようなお話ができるよう、準備を進めてまいります^O^

Wednesday, January 11, 2012

イノベーションを起こす人々との出会い in 神戸

週末、神戸ICT医療イノベーションフォーラムに参加してきました。


「ICT」と聞くと、システムやデバイス、その他情報技術の専門用語が飛び交うような難しい話ばかりかなーなんて思って参加しました。

ところが!

それは誤解でした。

このフォーラムを主催している、チーム医療3.0 の先生方は、現場で患者と向き合い、
日本の医療が抱える問題を真摯に見つめ、そこから課題の本質を見極め、その解決を助ける一つの効果的な手段として、ICTの技術を導入、活用、改善しているということがわかりました。

チーム医療3.0の先生方は明確なビジョンを持っています。
そしてそれに向けて確実にやるべきことを実行している。
そして、革新的な技術、取り組みを自分のために使うのでなく、
広く多くの人の利益になるように、広める前提で進めている

「オープンイノベーション」

本気でイノベーションを起こす人とはこう言う人たちのことを言うのだと思いました。



演者の一人の医師が

「経験を積めば、手術に対する不安がなくなるわけではない。PHSがなるたびに動悸がする」

と言ったのは印象的だった。


どんなに優秀な医療者でも
一人では患者を救えない。


また、このフォーラムを主催してくださった、神戸大の杉本真樹先生がおっしゃった

「医療の安全は医療者の安心から生まれる」

という言葉に非常に共感した。


ICT技術の医療現場への導入は、医療において最も重要な

「情報共有」=「シェア」

をしやすくする。

今回のフォーラムでも何度もこの言葉を聞いた。


一刻をあらそう救急医療においても、
在宅医療での医療者間の協力においても
患者さんとのコミュニケーションにおいても
医療者教育においても。



ただ、現状を振り返ってみると

日本の医療機関のほとんどを占めている、中小規模の病院には、
まだ電子カルテすら導入されていないところが沢山ある。

環境も、知識も技術も
ある人・所とない人・所で大きなギャップを感じる

このままだと、その差は広がる一方なのか。

やはり、国や地方自治体の支援と標準化が必要ではないか。


ガー・レイノルズ氏のプレゼンセミナーや、薬局3.0の狭間先生をはじめ、一人一人の演者の先生方の話からも、多くのことを学びましたが、ここには書ききれないので、別途報告したいと思います。また、未来の医療を共に作る、学生との出会いもあり、充実した一日でした。

最後に、

「我々医療者は、病院で人々が病気になるのを待っていてはいけない」

と言う杉本先生の言葉が心に残りました。


私も自分のやるべきことを
一つずつ、実行していく元気と活力を頂きました。

ありがとうございました。






























Monday, January 09, 2012

イメージングと言う世界

週末、神戸でイメージングのセミナーを受けてきました。

イメージングはイメージトレーニングやイメージ療法、成功哲学などの根幹となる考え・方法です。


普段、科学的な世界に生きる人間にとっては、イメージングがそれを使う人間そのものだけでなく、外部の人やモノに影響する、という考え方はにわかに受け入れがたいというのが正直な感想です。
しかしながら、そのような世界が存在することや、そのものが持つものすごいパワーも感じました。

イメージ力を活用することで、健康や勉強、ビジネスがよりよい方向に向けることができる。
単に思考するだけではなかなか物事は実現しないが、五感を最大限に使い、具体的にイメージをする、それを潜在レベルまで落とし込むことで現実化することが可能になる。

私たちは恐怖を植えつける教育により、「~しないようにしよう」と無意識になりたくない姿ばかり具体的にイメージするクセがついている。
一方で、なりたい自分や目指すものについては、ただ
「~になったらいいな」ぐらいで、具体的にイメージすることなく、終わっている。


「やる気をだす」と言う発想でなく、楽しく、ワクワクすることをすればいい


やせている人を美しいと考える人がいる一方で、太っている人こそ美しいと考える人もいる。


世の中に常識なんて無い。
それは過去の誰かの価値観に影響されているだけ。
事実は同じ。でも人によって、それをどう見るかは異なる
真実が見えているか


限界を決めているのも自分自身。
やる、やらないは自由。
でも本当はやりたいのに、できない、と諦めるのはもったいない。

まずは受け入れること。
憎しみは必ずしも改善の助けにならない。
自分の価値観を形成している基準のほとんどは幼少期に形成されるため、
そのもの自体は自分のせいではない。
でも、それに気づいて、自分がハッピーになるために、それに変化をもたらすことが必要なら、
した方がいい。


自分を見つめ、これから自分がどうあるべきか、考えました。
一年のスタートにふさわしいセミナーでした。



Wednesday, September 07, 2011

適正使用と合理的使用の違い

先週末、日本社会薬学会第30年会に参加してきました。

久し振りに懐かしい先生方にお会いすることができました。

基調講演で、年会長の津谷先生よりご講演がありました。

テーマは、「社会薬学とドライラボ」

この時はじめて「ドライラボ」という概念を学びました。

薬学部では長年、実験する場=ラボと言う考えが主でしたが、
社会科学的に、薬学に関連する事象を研究することは、薬学において非常に重要であり、
実験をしないラボを「ドライラボ」と呼ぶそうです。
医薬品の安全性を確保する上でも、社会に必要とされる薬学人材を輩出していくためにも、
とても大事な考えであると思いました。


先生のご講演の中で、最も私の興味を引いたのは、

「医薬品の適正使用と合理的使用は異なる」

と言うお話でした。


それが何を意味するのか、すぐに理解できなかったのですが、先生の説明と、自分なりの解釈によると、

薬を適正に使用するということは、薬をガイドラインや適応に応じて、正しく使うということ。

一方、薬を合理的に使用するということは、限られた医療資源を適正に配分する、ということ。

と理解しました。


つまり、例えば、ある病気を治すために、100万円の薬が必要な患者さんがいて、その人に、その薬を投与することは、「適正」です。

しかし、その医療費を使って、1万円で病気が治る人100人を救うことができるとしたら、その選択は「合理的」ではないのかもしれないと言うことです。

医療者は常に、公衆衛生的概念を持って、治療に当たる必要があります。
また、医療資源(医療費や医療人材)は無限ではなく、限りがあります。
なので、我々は、トリアージをしなければならない時もあります。
これは、命を救うことを使命としている私達医療者にとって、非常に辛い仕事です。
患者さん本人やご家族、友人からしたら、その人の命を救うことが何よりも最優先であり、それが「正しい」選択であるからです。

目の前しか見えておらず、その背景にいる沢山の命を見過ごしていないだろうか、
我々医療者は常に自分に問いかけなければならないのではないでしょうか。
































Friday, July 08, 2011

名前が一人歩き

今月の薬学生新聞を見ていたら、なぜか、自分の名前が載っててびっくりしました!


学生時代に立ち上げた、日本薬学生連盟(旧薬学生の集い)の新入生歓迎会の「社会で活躍する薬学部を卒業した人」という企画で、後町陽子のことを紹介してくれた学生さんがいたみたいです。

http://www.yakuji.co.jp/wpyj-002/wp-content/uploads/2011/07/g000029_20110701_p03_link.pdf

自分が関わった団体が継続し、活動を続けてくれていることをとても嬉しく思います。
また、現在、活動している学生は、私達が学生だったころより、更に成熟した信念のもと、
アクティブに楽しみながら活動している様子が伝わってきます。


自分が学生だったころ、薬学業界において、なかなか夢を描くことができなかった。
薬学を活かした国際貢献、社会貢献、やりたいことは沢山あったけど、
学校で学ぶ内容と、やりたいことがつながらず、
ロールモデルになる先輩を探したけど、
その様な人を自力で探し、出会うのは容易でなかった。
熱い思いを持ちながらも、この業界に見切りをつけて、
他の業界に転進していった、優秀な友人も沢山いた。



だから私は、この世界で新しい道を切り開いて、

自分がもっともっと力をつけて、

それを発信し続けることで、

「薬学を活かしてこんなことができるんだ」
「薬剤師にはこんな可能性があるんだ」

ってことを、後に続く人たちが希望を持てるように示していきたいと思ってきた。そして今も思い続けている。


国際協力がしたい

薬学を活かして社会貢献がしたい

薬学業界から医療を変えていきたい

薬学教育を改善したい

薬剤師の職能を高めることで、良質な医療を提供していきたい

もっと楽しく、活き活きと仕事がしたい



少しでも共感する思いをお持ちの方がいたら、ぜひご一報ください。
一人では難しいことも、同じ思いを持つ同志が集まれば、実現できます。



後町陽子 

Thursday, June 16, 2011

震災から3ヶ月。今こそボランティアを。How to join volunteer program

東日本大震災から3ヶ月がたちました。

震災発生当初は、被災地の自治体機能が失われたり、道路、公共交通機関の断絶など様々な混乱から、自衛隊や政府関係者、報道、NGO/NPOなど限られた人々が中心に被災地支援を行ってきましたが、3ヶ月たち、少しずつ公共の機能も回復が見られます。

時間の経過と共に、人々の関心は少しずつ薄れていきます。
でも復興はまだまだこれからです。これからが人が必要なときです。
また、自分達が被災地に送った物資やお金が、本当に必要な人々に届いているのか、
自分の目で確かめましょう。

各地のボランティアセンターやNGO/NPO、また被災地のボランティアセンターでは、災害ボランティアを常に募集しています。

日帰りで参加できるものから、週末を利用して1~2泊するもの、被災地の経済復興のために観光のオプションがあるもの、など、様々なプランがあります。



<災害ボランティアに参加するまでの流れ>

1、ボランティア保険に加入
ボランティアに参加するにはまず、自分の住んでいる自治体の社会福祉協議会へ行って、ボランティア保険に入りましょう。プランは天災AとBがありますが、内容は同じで補償額が違うだけです。
Aプランであれば、自治体が加入費を出してくれるので実質加入者の負担はありません。
簡単な書類に記入するだけなので、手続きは5分くらいで終わります。

2、参加できるプログラムを探そう。
各地の社会福祉協議会のボランティアセンターでも、災害ボランティアを募集していたり、ボランティアバスを運行しているところもあります。

例えば石川県でも募集しています。http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kenmin/saigai/vol.html
その他の地域の募集はこちらに随時アップされています。
http://shinsai.yahoo.co.jp/volunteer_db/index.html

ボランティア初心者であれば、ボランティアバスを利用することをお勧めします。
自分の居住地周辺からボランティアバスが出ていない場合でも、仙台駅や、福島駅からボランティアバスが運行されていますので、仙台や福島まで鉄道で赴いて、参加することもできます。
関東や関西からも様々な年齢の方が参加しています。

個人の車で、直接、被災地の災害ボランティアセンターに行くことも可能ですが、
土地勘がある場合を除いては個人で被災地に来るまで行くことは難しいかもしれません。

多くのプログラムにはボランティアコーディネーターや経験者がいるので、わからないことがあれば、聞くことができます。

3、準備
自分が参加できそうなプログラムを見つけたら、現地に行くための準備をしましょう。
泥のかき出しやがれきの撤去などをする場合は、基本的に以下の装備が必要です。

飲料水、作業着、合羽、ゴーグル、安全長靴(釘やガラスのふみ抜きを防ぐため、鉄板中敷入りが望ましい)、ゴム手袋、軍手、角型スコップ(公共交通機関を利用する場合は、現地の災害ボランティアセンターで借りれるか問い合わせてみましょう)、防塵マスク、タオル、身分証明書(運転免許)、着替え、ボランティア保険加入カード、お金(現地の特産物やお土産を買って帰ろう)、自分の食料


4、十分な体力とともに、出発。

5、現地入り。作業。ボランティア仲間や現地の人と交流。

6、現地でお土産を購入。

7、帰宅。

8、帰ってからも、自分に何ができるか考えて、行動する。


写真やビデオ撮影は基本的には控えましょう。
相手の気持ちになって、言動を考えましょう。
無理は禁物。

Tuesday, October 12, 2010

学術大会に行ってきました。

 2年間離れていた薬学の世界。

久し振りに覗いてみました。

学生シンポジウムでは、学生の方々がとても真剣に、堂々と、多くの薬剤師さんたちの前で発表していました。提言などもしていて、薬剤師の方々にも響いたのではないかと思います。

また、薬学教育に深く携わる方が「これからは、教員だけでなく、学生の率直な意見を取り入れる場を設けないとな」と公の場で言っていたことが印象的でした。

また、実務実習に関するシンポジウムも、研修医の教育に携わっている先生の医療人教育、プロフェッショナルとは何か、という話はとても興味深かったです。


特別講演では薬剤師の論文・学術発表のスキルアップについてのお話があり、とても勉強になりました。

長野県薬剤師会の会長さんが、薬剤師は町の科学者である。とおっしゃっていました。
私もその通りであるべきだと思います。人々の身近な存在でありながら、正しい情報と技術を持って、対応出来る存在であれたらと思います。

ただ、現状としては、自分の経験だけに頼って判断してしまったり、また、一般の人々に本来の使命や役割は広く認知されていないように思います。

今回の大会を通して新たにまた自分への課題が見えてきたように思います。
若い世代から、少しずつ変えていけたらいいな、と思います。

私はまだまだ未熟で力もないので、もっと勉強して自分の知識と技術を磨くとともに、共通の目標に向かって、一緒に行動できる仲間が必要です!

Wednesday, June 16, 2010

Public Viewing in Ghana-Football against HIV&AIDS-3

Overall, thousands people came to participate the event
had fun, got opportunity to gain the knowledge about HIV and ADIS,
about 400 people counselled and tested for HIV,



With Children in Apeguso



Cycling race! exciting!








Future black stars!!
4JHS football matches



Winners! congratulations!!!!!

Medaase paa!
Ayikoo!

Public Viewing in Ghana-Football against HIV&AIDS-2


Floating with Brass band




Discussion, Q&A with participants.



Drama performance on HIV and AIDS against stigma and discrimination.


Audience enjoyed their play.


Really appreciate all helped organising this event. Thanks!!!

Public Viewing in Ghana-Football against HIV&AIDS-1


everyone loves football here in Ghana, especially young people.

so we used this opportunity to educate people on HIV and AIDS issue and provided Counselling and Testing service for HIV.

You can see how much people excited!!







Monday, June 07, 2010

イベント準備状況-Preparation for the World cup event-


まだ日も昇らぬ朝5時から、このコワモテのおじさんと、広報に村々を回ってます。
We go around of communities for publicity from 5:00am!!




こんな朝っぱらから宣伝して誰が聞いてるのよ~眠い目をこすりながら、広報カーで村を回ると、結構みんな朝から起きて働いている!いつも地元の人の言うことは正しい!
You may say, who cares announcement in that early morning, but in fact, people are already up and start working around that time!( at local, follow the local!)



ポスター、バナーも町中に掲げ、準備万端!
頼りになるマイチーム!
We pasted posters and banners around the town.
We are ready! This is my working team! They are excellent!


近くの村の子供たちも、イベントをとっても楽しみにしてますよ~
Children in the villages are also looking forward to it !



こらからいらっしゃるイベントチームのみなさま☆お待ちしております!
For those who are coming to organise this event from outside,
Akwaaba!! :)





Thursday, April 15, 2010

27歳になりました。

4月は、第1週目がイースター休暇で、連休でした。

そうこうしているうちに27歳になりました。

ガーナでは、誕生日の人が、誕生日会を開催して振舞う方式なので、旅行に出かけていた私は、誕生日会はなし。でも、同期の隊員やら、日本の家族、友達からお祝いのメッセージをいただきました。
こんなに遠くに離れていても、覚えていてくれるのはうれしいですね。


ガーナでは、イースターの最終日、イースターマンデーには、家族そろって、公園へピクニックに行きます。


なんか、お花見みたいじゃないですか?みんなでお弁当を作って、お酒を飲んだり、歌ったり踊ったり、スポーツしたり!

↓これは北部旅行の様子。北部のローカルのお酒、ピトー。
みんなで集まって、歓談しながら、お酒を飲みます。昼間から。



旅の途中、ステーションから。いつもこんなバスに乗って移動をしています。

残り半年、健康第一、安全第一ですごしていきたいと思います!

Friday, March 26, 2010

今年もまた、やります

今年は、サッカーワールドカップの年ですね!

ガーナの子供たちはサッカーが大好き。

空き地で、みんなでボールを追いかけまわしています。

夢はサッカー選手。

そんな彼らの大好きなサッカーを超特大スクリーンで放映するプロジェクトが、昨年に引き続き、やってきます。
私の勤務する郡にもやってきます!

あの、北沢選手も来るとか!

南から北まで、9都市を回るそうです。

HIVの予防啓発活動と組み合わせて、
多くの人に、楽しみと健康を運ぶ企画。

とても楽しみです。

SONYプレスリリース
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201003/10-0324/

Wednesday, November 18, 2009

よさこい♪ Yosakoi Japanese Festival

先週の土曜はアクラでよさこい祭りがありました!

晴天に恵まれ、たくさんのガーナ人&日本人のチームがそれぞれ元気いっぱい踊りました。

隊員の配属先の生徒や、JICAのスタッフさんたちも参加されました。





隊員は、たこやきや、やきそば、ヨーヨーつりなどのお祭りコーナーを担当しました。


私たちは、浴衣の着付け体験コーナーを担当しました。

みんなとっても嬉しそう☆




最後にいつもお世話になっているNGOのボランティアと一枚☆パチリ☆

とっても暑かったけど、楽しい一日でした!