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Tuesday, April 03, 2018

8年越しの贈り物


地元の後輩にあたる方が某有名航空会社に就職が決まったとのこと。

8年前にガーナから帰ってきたときに、母校で私の国際協力の授業を聞いてくれた当時中学2年生の生徒さんだった方です。その時の授業を聞いて海外のことに興味を持って、英語を一生懸命勉強したそうです。

当時は、伝わったのかどうか、正直自信がなかったですが、一人でも視野を広げて、
前向きに進むきっかけをつかんでくれたなら、これ以上のギフトはないと思います。

Monday, March 26, 2018

桜の季節は心新たに


今年も大好きな桜の季節がやってきました

出会いと別れの季節

新たな道に進む後輩たちからのうれしい知らせとともに

家庭や経済的な事情から厳しい環境下にあるとの声も届きます

決して安くない薬学部の学費

投資と労働に必ずしも見合っていない医療機関における薬剤師の報酬

そこだけ切り取って解決することは難しく

俯瞰的な視点から、医療提供体制と医療の質を考え

できることからひとつずつ取り組むとともに

医療経営知識とマネジメントスキルの研鑚に励まねばと

心新たにする次第です

Friday, September 08, 2017

良いアドバイスなのに、なぜ聞き入れてもらえないのか?

ただ今、反省中です
先日、友人のホームページで気になった点があり、
もっとこうすればよくなるなーと思い、意見をしてみましたが
「こういう理由で、できないんだ」と受け入れられませんでした

わたしは結構、人に頼られたり、人の相談にのるのが好きで
がんばっている人が、なにか問題を抱えていて
自分にできることがあると
ついつい進言したくなるのですが、

調子に乗ると、「アドバイス」してしまっていることに気づきました
しかも求められたわけでもないのに・・・!

アドバイスが有効なのは、自分が明らかに優位であると、”相手が”認めている場合です
対等な人間関係における改善のためのアプローチに適しているのは
質問、それも謙虚な質問である、ということを、「問いかける技術」を読んだ時に
なるほどー!と学んだはずだったのに
全然身についていなかった・・・

できていない状況=わかっていない、と決めつけるのは早計で
わかっていても、キャパシティや環境要因などの問題などから
「やらない」もしくは「できない」という選択は当然あるわけです

「わかっているけど、あえてやらない」もしくは
「わかっていても、できない」
そんなときに、わかっていることを他人に指摘されることほど、腹立たしいことはないでしょう

だから、そんなときは、まずなぜそうなっているのか、
問いかけてみる
そのうえで、どうするのがよいかは、
その人自身が気付く力を持っているし、
その人が選択する事

気付かないうちに、
「自分のほうがわかっている」
「自分が正しい」って
思ってたんだろうと思います・・・

当面の目標は、謙虚になること、です







Wednesday, September 06, 2017

フツーの会社員が「世界最強の仕事術を」読んだら


マッキンゼー式 世界最強の仕事術 (ソフトバンク文庫)、を
どちらかというと世界最弱レベルに近い(?)わたしが読んでみました

もっとも感じたのは、「わたしは問題解決が好きだな」ということ

組織が抱える問題を解決するための秘訣を知ることは、わたしにとってワクワクすることのようです

つい、机上でものごとを考えて、理想論を振りかざしてしまいそうになるのですが
当然、いかなる組織にも限界があります
だからこそ、「実行可能な」提案をしなければ意味がないよねってことですね
(そもそも理想を描いていないのは問題外ですが)

さらには、組織には個々の利害に基づく政治が存在しますので、
関係者への影響を考慮したうえで合意を形成し、提案が受け入れられなければなりません

組織を構成しているのは人であり、
新たな提案はその一人一人の人生を左右しかねないという重みが
提案者の肩にはのしかかっている…
これはコンサルという外部の人間であっても同じ、というか外部の人間だからこそより責任が重いというのは、これを読むまではわかっていませんでした

また、尊敬するできるビジネスパーソンたちが
普段、さりげなくやっているような所作、
たとえば、
相手の言ったことを言い換えて共通理解の確認をすることや
スライドを限りなくシンプルに作ることなどの理由が腑に落ちました

本書に出てくる、秘密保持や情報の取り扱いをはじめとするビジネスポリシーは、
コンサルビジネスにおける緊張感、緊迫感を表しており、
大企業が、マッキンゼーのようなコンサルに大金を支払って、依頼するということは
そのような非常に切羽詰まった状況にあるということなのだと理解しました

求められる人材像は、
「ビジネスにはたった1つの正解はない」ことから
分析的思考ができる、つまり複雑な問題を構成要素に分解でき、漠然とした状況を構造化する方法を知っていること、またビジネス的判断力がある、つまり自分の出す解決策の持つ意味を知っていること、ということでした

これができるようになったら、本質的な課題解決ができるようになるんだろうな、と想像します

元社員の人が「どんな問題にも解決法がある」と言い切っているところは非常に勇気づけられます
(わたしはその領域にはまだ程遠い・・・(゚ε゚))

また、著者は、曖昧な思考、不明瞭な表現、ヒエラルキーなどのコミュニケーション効率を阻害するものは悪であると考えているとのこと。
わたしは物事を穏便に済ませようと、よく曖昧なことを言う傾向があるので、ビジネスにおいては、これは意識をして直していこうと思いました

しかしこういったスキルだけでなく、チームで仕事するために
「一緒に働きたいと思える人柄」も重要である、という点は
当たり前すぎるくらい当たり前ですが…
えらくないもないのにいつも態度だけは大きい私としては…もっと謙虚にならねば、です\(_ _ ;)

また、一会社員としては、
「自分が大きな企てから疎外されていると感じるとき、士気は確実に低下する」という一文に共感しました

一編集者としてはプロフェッショナルとして、「クライアントに真の価値をもたらすためなら、相手が気に入らないことも遠慮せずにいう」という点に関しては、同じだな、と思いました
著名な先生と原稿やコンテンツを作り上げる際も、本当に良いものを作るために、ときに内容や構成、表現について、意見する必要があります(緊張しますが)それでも相手も同じ思いを持っていてくれれば、必ず伝わり、よりよい作品になると信じています

強いてこの本の唯一の弱点を挙げるとするならば、
これは、やる気のある、超優秀な人材が揃っている組織が前提になっていることでしょうか
もちろん、それに当てはまらない個人や組織でも活用できる知識やノウハウはたくさんあると思います
しかし、わたしのような一般人がよく悩むのは、必ずしも組織を構成する人々のモチベーションや能力が高くないケースで、どのように問題を解決するか、というところだったりするので…

最近、100年時代の人生戦略の書籍がベストセラーになっていますが、
人生100年と考えたら、
マッキンゼーの人々のように、大人になってからも2年くらい、がむしゃらに何かに打ち込む、というのも選択肢の1つなのかもしれませんね

Tuesday, September 05, 2017

引き寄せる力

ときどき、聞いた瞬間に「 (ヾノ・∀・`)ムリ!」と思うくらい
身に余るオファーをいただくことがある

そんなとき、私よりもっと適した優秀な人がいるはずなのに、
なぜ私に依頼をしてくれるのだろう?と考えてみると
主な理由は以下の2つかと

1. 私の能力を過大評価している
2. その領域で私以外知り合いがいない

1については、相手が期待するアウトプットが出せない場合は
正直にそれを伝える
でも相手が取り下げない限り、基本的に断らない私は、なんとかする方法も考えて提案してみる
たとえば、相手が許容するなら、私の足りない部分を補ってくれる人と共同で依頼を受ける、といったように

2については、単純に私がよりよい人を紹介すれば解決するはずなのに、
だいたいその提案をしても、できれば私にやってほしい、という返事をいただく(ありがたい!)

こんな風に、世の中は結構、平等ではなかったりする
優秀だからといって必ずしも機会が得られるとは限らないんだなーって

そう考えると、努力をしてひたすら実力を伸ばすことももちろん大切だけど
”チャンスを引き寄せる力”を磨くことも大事なんだろうな



迷いの正体

キャリアにおける選択など、人生で大事な何かを決めなければならないとき
迷うことがよくある
周りからは、あまりそういう風にみられなくて、即断即決!みたいに思われたりしている
(実際そういう面もある)


なんで迷うんだろうと考えたとき
普段、表面的には、「こうすべき」という論理的思考を優先しがちな自分がいるけれど、それはたぶん、そういうことを求められている(と思っている)もしくは、そうでないと他人に対して説明がつかないからそうしているのだと思った

本当は「こうしたい」とか「こんなときがうれしい」という感情のほうが自分にとって大切な要素だと気づいて、それを受け入れられたとき、何を選べばいいのか、前よりみえるようになってきた気がする


Friday, July 28, 2017

進歩?

今週、会社のサイトで書いた記事に対して、「読んだよー!」「ランキング1位だね、すごいねー」っていろんなところから反響をいただいて、びっくり。

すごいのは私でなく、元ネタのガイドラインを作った人たちと、最新の情報をキャッチアップしてる現場の人達と、記事を多くの人に届けることができる会社なのですが、

思い返せば、会社に入ったころに、初めて記事を書いたときは、丸1日くらいあーでもない、こうでもないと悩んで書いて、それを上司に「小学生以下」と評価され、原型を留めないくらい赤字を入れてもらっていたことを思い返すと、読むに堪えうる記事をささっと書けるようになっただけでも、進歩した、ということなのかな?

まだまだですが、いつも暖かくご指導くださる上司に感謝、
そして少しでも現場の人に役立ててもらえたら、うれしいなぁ

Monday, May 22, 2017

キャリア迷子薬剤師のためのイベントに登壇します【参加者募集中】

6月1日に、薬剤師のキャリアについて考える会が開催されますよ~(^O^)/

医療者キャリアのエキスパートの鈴木先生http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/cadetto/column/ysk/や、厚労省 薬系技官といった豪華ゲストに加え、キャリア迷子代表として私も登壇させていただきます(笑)

↓↓↓詳細&お申し込みはこちら↓↓↓

【セミナー概要】
次世代の薬剤師キャリアを語ろう。
<キャリア迷子のための処方箋 薬剤師・薬学生編>
日時:6月1日(木) 19:30~21:00
場所:東京ヘルスアビレッジ 東京都新宿区大久保1-1-10 グンカン東新宿ビル502
都営大江戸線副都心線「東新宿」駅A1出口より徒歩2分

参加費:1,000円(当日受付にてお支払いください)
定員:15名
対象:薬剤師・薬学生
*上記職種以外の方(人材紹介会社など)はご遠慮頂いております。ご了承下さいませ。

【スケジュール】
・19:30~19:40
「キャリア論の観点から考える、薬剤師のキャリアとは?」
鈴木裕介(医師、ハイズ株式会社 事業戦略部長)

・19:40~20:10
「薬剤師の無限の可能性とキャリア選択~なぜ国際保健の世界から医学教育コンテンツ編集者に?」 
後町 陽子(薬剤師、株式会社ケアネット メディア本部CareNet.com編集部)

・ 20:10~20:40
「薬剤師の次世代キャリアを考える。
~行政での働き方とキャリア選択の上で重要なこと~」
勝山 佳菜子(厚生労働省 薬系技官)

・20:40~21:00
「ディスカッション」 
テーマ:これからの薬剤師のキャリアについて

【ゲストスピーカーご紹介】
■鈴木裕介
医師、ハイズ株式会社 事業戦略部長

2008年高知大卒。一般内科診療やへき地医療に携わる傍ら、高知県庁内の地域医療支援機構にて広報や医師リクルート戦略、 医療者のメンタルヘルス支援などに従事。16年に国家資格キャリアコンサルティング技能士2級を取得。15年より現職

■後町 陽子(ごちょう ようこ)
薬剤師、株式会社ケアネット メディア本部CareNet.com編集部

2005年明治薬科大学在学中に国際薬学生連盟(IPSF)本部役員として活動。2007年大学卒業後、青年海外協力隊エイズ対策隊員としてガーナで2年間活動。金沢大学大学院修士課程(国際保健薬学)、病院薬剤師等を経て、株式会社ケアネットにて、医療者向け教育コンテンツの企画制作を担当。

■勝山 佳菜子(かつやま かなこ)
厚生労働省 薬系技官

申し込み先
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdFnYf1vD6wpH1LqqJx545r6bfzk8o0-6IBp5swjCFty95qlQ/viewform?c=0&w=1

(定員15名、参加費1,000円)

ご不明な点がありましたら、お気軽に下記連絡先までお問い合わせ下さい。
kazuki.kano3139@gmail.com


<当日連絡先>
03-6280-6987
kazuki.kano3139@gmail.com

運営:ハイズ株式会社
http://www.highz-inc.jp/index.html

Thursday, May 18, 2017

国際協力に関する授業をしてきました

都内の高校で、国際協力に関する講義をさせていただきました


生徒さんたちからの感想☆

「寄付をすれば感謝されると思っていたが、ニーズに合った支援をしなければいけない」
「支援をするときは、本当に相手の幸せにつながっているのか考えたい」
「貧しいから不幸とは限らない」
「低所得国へ行く勇気はないけど、身近な人を助けていきたい」
短時間でしたが、かなり的確にメッセージを受け取ってくれたことに驚き、感激。
世界に目を向けた優秀な生徒さんたちがいることは大変心強いことだと感じました。

学校のホームページにも授業の様子を掲載いただきました~

Wednesday, April 05, 2017

進路を決めなければいけないのに、何がしたいかわからない その2

私の大好きな桜の季節がやってきました。

春と言えば、新年度。希望と不安に満ち溢れ、新しい悩みが出てくる時期です。

以前、進路を決めなければいけないのに、何がしたいかわからない というご相談を学生さんからいただき、それに対する考え方を書きましたが(http://yohkotin.blogspot.jp/2016/10/blog-post.html)、最近また、複数選択肢があり、迷っている、というご質問をいくつかいただきましたので、もう少し具体的にまとめてみたいと思います。

前回も書いた通り、キャリアを考えるうえで、何をやりたいか、何を目指すか、が見つかればそのために何が必要か考えてやればいいのですが、実際それを見つけるのは大変です。わたしも、毎回悩み、迷いの連続です。大学卒業時までに、明確に目指すものが見つけることができた人はかなりラッキーな部類なのでは?と思います。

それでも、進路を決めるにあたっては期限があるので、何かしら選択しなければならないのですが、そういったときに私が考える検討のポイントを以下にお示しします。


<考え方のプロセスとポイント>
・何をやりたい、何になる(What)にこだわりすぎない。(臨床か、研究かなど)多くの人はこれを見つけるのに何十年もかかるし、見つかったと思ったらその後、変化したり(わたしも10年前と今では違います)、一生見つからない人もいるし、見つかればラッキー、くらいで。また、人のキャリアは多面的であり、継時的変化を伴います。

・何をやる、何になるより、「何のために」働きたいか、から考える。(誰を幸せにしたいのか。仕事を通して何を達成したいのかなど。これが見つかるとブレません。私もこれに関しては初めの進路選択のときから大きく変わってないと思います。そのおかげでこれまでのキャリアにおいて、納得の行く時間が過ごせたと思います)

・「何のために」がわかったら、それが実現できそうな進路を探す

・進路候補が見つかったら、どう生きたいかとすり合わせる。(仕事の内容も大事ですが、進路選択においては給与や家庭の事情など生活に関わる条件や、その他プライベートとの兼ね合いも含めて検討が必要。この比重は人によって、また、同じ人でも年齢や家庭の環境などにより、重みが違ってくるので、仕事や進学以外の要素が優先順位が高いものがはっきりしている場合は、こちらから考えはじめて、進路とすり合わせてOK)

<見つけるため・選ぶための行動>
・先に書いた考え方のプロセスは、1人で漠然と考えてもなかなか見えてこないと思うので、進路を検討している友人や、先輩、先生などに相談しながら進めていくと良いと思います。他人のと比較やアドバイスから少しずつ自分の考えがはっきりしてくると思います。
これはあくまで、自分の考えを明確にするための話合いなので、他人は他人の価値観に基づいて話すのであくまでも、参考に留め、アドバイスを聞きすぎないよう注意が必要です。

・尊敬する人の話を聞く、本を読む。その人が何のために、どのような考えで、それらの選択をしてきたのか、現在のキャリアにいたった過程を見て取り入れる

・決断をしなければならないのに、複数選択肢があり、どうしても迷った場合は、その後の可能性を広げるほうを選ぶ。(絶対的なものはありませんが、たとえば、病院と薬局で迷った場合、病院から薬局は行きやすいが、逆は難しい。大学院進学と就職の場合は、後から大学院に行くのは比較的ハードルが高いなど)。これは時間制限があり、どうしても決めなければならない場合の最終的な方法です。また、一般論であり、時代によっても変わりますし、人によっては、難しい道をあえてとったほうが良い場合もあるので、必ずしもこれがよい、とは限りませんが。(私も海外医療活動後に進学してますし・・・)


ご参考までに、これまでのわたしのキャリアとキャリア形成の考え方についてはこちらにまとまっています
http://rinsho-plus-alpha.jp/people/yoko-gocho

悩んでる時期は先が見えなくて、つらいですが、悩んだ末に選択した人には、ちょっとやそっとの壁が立ちはだかっても、乗り越えられる強さが身に付きます。1人でも多くの学生・薬剤師の方が納得のいく道を見つけられますように。

Monday, March 27, 2017

教科書に載る その2

2年前にも実用薬学英語に寄稿させていただきましたが、
今年は薬学生のための英語1へ日本語のコラムを載せていただきました。






1人でも多くの薬学生に、国際的な医薬品課題に関心を持っていただければ幸いです。


Wednesday, January 04, 2017

やがて木になり森になる日を夢見て~2017

あけましておめでとうございます。
旧年は多くの素晴らしい出会いに恵まれ、たくさんの素敵な学びを得ました。ありがとうございました。

現在の仕事を初めて2年が経過し、やりたいことがたくさん芽生えた2016年。

自分のキャパシティに不相応にやりたいことが多すぎて、どうしたもんかと年末まで悩んでましたが
多くの先輩方や友人に助言をいただき、やっと芯となる目指すものが見つかった気がしています。

2017年は、幹となる部分を創り上げる年にしたいと思います。

専門性の確立と新たなチャレンジをベースに、たくさん楽しいことを仕掛けていきたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。



↓2017年新作by母上

Tuesday, November 22, 2016

受け継がれる想い



学生時代に数名の友人と、手探りで何とか形にしたAPS-Japan.

10年以上たった今も、その想いは、多くの優秀な後輩達によって受け継がれているようです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161121-00000004-cbn-soci

彼らが社会に出てからも、熱い想いを持ち続け、実現につなげられるよう、そして薬剤師になってよかったと思ってもらえるように、薬剤師の可能性を示していきたいと思います。

Friday, October 28, 2016

日本で「頭脳流出」の問題を叫んでもピンと来ない~外国からの介護人材受け入れから考える~

先日KBSの授業で、外国からの介護人材の受け入れについてディスカッションをしたとき、途上国における頭脳流出を問題視して、反対意見を述べました

しかし、私の熱い想いに反して、クラスの人達は、あまりピンと来ていない様子でした(自分の感覚のズレを再認識…(汗))
私以外に発言した人は、医師などの医療関係者やビジネス関係者でしたが、
現場レベルでの文化の違い等に関する懸念を挙げた人はいたものの、
おおむねみなさん賛成意見で、どちらかというと積極的に受け入れる、という考えのようでした

おそらく私の説明も十分ではなかったのですが、
発言の背景としては、ガーナに住んでいた頃、圧倒的な医療人材の不足により、医療提供体制が整わないために
多くの助からない命を見てきて

それを解消しようと、公費を注ぎ込んで優秀な人材を育てても
米国・英国をはじめとする先進国に毎年それ以上の人材が流出し、
国内の医師・看護師数は過去10年でまったく増えていない、という状況に
ものすごい理不尽さを感じ、また自分の無力さを痛感した経験から
この問題に対しては、個人的な想いが強すぎるのかもしれません

また、アジアとアフリカの経済や医療の状況は異なるので一括りにはできないのですが、本質は同じだと考えています

もちろん日本の介護人材不足は深刻で、年々需要が増す中で
その確保は急務であることは確かです

しかし、日本に介護人材として来る途上国の主な人々は、現地の看護師等なんですよね
そして、これらの送出国では、前述のように、日本以上に医療人材が不足しています
日本の人材不足からは考えられないレベルの人材不足です

少し古い数字で恐縮ですが、米国や英国など、途上国の医師や看護師を受け入れている国々の10万人に対する看護師数は700~900+、送出国であるフィリピンなどではその約半数以下とみられています
Linda H. Aiken, et al. Trends In International Nurse Migration, Health Affairs, 2004
日本の対10万人就業看護師数は、2014年度で855人、准看護師を合せると1000人超なので、米英などと同水準といえると思います

総数でみるとわかりにくいかもしれませんが、途上国における都市圏と地方の経済格差は、日本より格段に大きいので、多くの場合、医療人材も都市に集中しており、無医・無医療者地域がとくに地方にたくさんあるのです

要するに、自国の人材不足のために、自国よりさらに人材が不足している国から、その国の医療等を担う貴重な人材を受け入れるという発想は本当に最善なのだろうか、ということです
正解があるわけではありませんが、かなり慎重になる必要があると思いますし、もっと議論されるべき問題だな、と思っています

国際移住期間のページにわかりやすい解説があったので興味のある方はご覧ください
http://www.iomjapan.org/act/act_021.html







Sunday, October 16, 2016

進路を決めなければいけないのに、何がしたいかわからない

就職活動が始まっているのに、自分が何がしたいかわからない!
と悩んで悩んで、脳みそが捻れそうな薬学部の学生さんの悲鳴が
このブログを通してしばしば聞こえてきます

薬学部で提示される進路は、
行政、医薬品関連企業、病院、薬局などへの就職、もしくは進学が主
それに疑問がなければ、
「医療現場で患者さんを救いたい」から病院に就職するとか
「薬の研究開発がしたい」から進学、もしくは製薬企業へ就職するとか
提示された中のどれかと、自分のやりたいことや興味のあることとを
結びつけて、業種を決め、会社や所属先を選択していくことができます

でも、そういったいわゆる”薬学生の進路”に自分が当てはまらないことに気づいてしまうと、そこから「何がしたいかわからない」悩みスパイラルが始まります

何がしたいか、見つける方法はシンプルで、
とにかくいろいろなことを経験することです。これは狭い意味では職場のインターンシップなどを含みますが、
仕事に限った話ではなく、趣味や遊びも含めて、自分に情熱が湧いたり、ワクワクしたりするのはどんなときなのか、経験を重ねるとその共通性が見えてきます。
その共通性がわかれば、自分のモチベーションがどこから来ているのかわかってくるので、それが得られそうな進路選択をすることができます
しかし、これをやるには膨大な時間が必要なので、すでに就職活動が始まっている学生には時間が足りないかもしれません

ではその不足はどうやったら埋められるか
その答えの1つは、人生の先輩達にひたすら会うことです
すでに経験しまくっている人の話を聞くことで、
ある程度の補足が可能です
その時、その先輩達の仕事についてみるポイントとして「何をしているか」も大事ですが、「何のために働いているか」を聞くことがもっと重要です

「何をしているか」は仕事において、何かを達成するための手段なので、変動的なものです。それだけをみて自分に置き換え、やりたい、やりたくないを判断すると、行き詰まった時に立ち直りが難しくなります。しかし、自分のなかで、「何のために働くか」がはっきりしていれば、仕事でつまづいても、そこに立ち返ることができ、それが自分を支えてくれます。もちろん、人は全員違う生き物なので、他人の経験は参考の域を超えることはありませんが、その点で共感できる先輩に出会うことができたら、自分の中での「何のために働くか」を見つけることにも近づいていくと思います

最後に、大学を卒業するまでに誰もが、「何をしたいか」をちゃんとわかっているか、というとそんなことはありません。一般的にはむしろわかってない人のほうが多いくらいではないでしょうか。それがあったとしても、多くの場合、それは経験とともに変化します。なので、進路選択と「何をしたいか」を見つけることはイコールではありませんし、就職・進学には当然、考慮するその他の条件もいろいろあります。自分の人生を何にかけるか、はもう少し長い目で考えていく、という考えもありだと私は考えています。その場合は進路としては、その後の可能性が広がるような、選択をするとよいと思います

ただ、就職活動自体には期限があります。薬剤師免許を持っていると、転職ができるからと、安易に就職先を決めてしまう人もいますが、卒業して、最初の就職先は人生で1度きりの、自分の中での社会人の基本を作る、とても重要な場です。(卒業後すぐにガーナで働き始めたヤツが何を言ってるんだか、という感じですが(汗))この自分自身でも意識しないまま形成される”スタンダード”はその後のキャリア、人生に大きく影響しますので、期限までに納得の進路を見つけるために最大限できることをやることをお勧めします

※より具体的な方法については続編をご覧ください
進路を決めなければいけないのに、何がしたいかわからない その2

Friday, March 25, 2016

国際的な医療人材が日本で育つことの意味

ファーマシストマガジンに新しい記事が掲載されました!(^O^)/

国際的な医療人材が日本で育つことの意味~成田市の医学部新設から考える~
http://www.pharmacist-magazine.com/special/2016/201604.html

国際人材を育てること=外国人への医療、医療ツーリズムではないと思うのです…

Sunday, October 25, 2015

新たな挑戦のはじまりはじまり



今の会社に転職してもうすぐ一年。

薬剤師向け教育動画の企画制作を中心に

全国各地へ取材へ行かせていただくなど

薬剤師業界を牽引する

素敵な先生方とのたくさんの出会いがあり

本当に楽しい毎日でした

そして先日、辞令が出まして

新たに海外の医療情報コンテンツの担当になりました

最新の医療情報を扱うには

まだまだ

英語も、医療知識も不足しておりますが

新たな挑戦にワクワクしつつ

今までの仕事を引き継ぐ寂しさもありつつ

素晴らしい機会をあたえてくれる会社・上司に感謝です






Sunday, September 20, 2015

私の価値観を変えた、第2の故郷へ


今の仕事に就いて
いいことは日々たくさんあるけれど
一番嬉しいことの1つは
旅行に行けること!!
医療機関で働いていた時はなかなかそれが難しい状況にあったので
そのありがたみを感じています

ということで、第2の故郷、カナダへ来週帰ります
(第2の故郷はほかに3カ所くらいありますが(笑))

学生時代の夏休みにアルバータ大学へ語学留学に行っていました

たった1カ月弱の滞在でしたが
それまで英語での会話が成立しなかった私が、
帰国後、
決してきれいな英語ではないけれど、
最低限のコミュニケーションが取れるようになったことに
大学の英語の先生が超びっくりしていたことを覚えています


そしてカナダ滞在で私が得たのは
語学力だけではありませんでした


私たちの大学生グループには、お世話役のチューターが2人いました

彼らは幼なじみで、親友同士
年齢は私たちより少し上で
友達のような兄弟のような感覚で
カナダの若者のことを教えてくれたり
ときどきみんなを飲みに連れて行ってくれたり
いろんな話をしました

あるとき、高校・大学卒業後の進路の話題になりました

彼らは高校卒業後に、ヨーロッパをバックパックで一周旅行し、
その道中で進路を考え、帰国後進学

大学卒業後は、1年くらい南米で英語を教えて生活しながら、
スペイン語を習得、その後、帰国し、就職

しばらくキャリアを積んだ後に
今度はフランス語圏の大学院へ進学したりと

高校・大学卒業後の選択肢として、
「就職か進学か?」くらいしか考えたことのなかった私にとっては
「そんな選択肢があったのか!」と、
かなりの衝撃でした

彼らとの交流を通して
自分にとっての「当たり前」が当たり前とは限らないし
世の中には自分が知っている以上にいろんな可能性があって
選択肢は無限大で
人生を面白くするかどうかは自分次第

という大切なことを教わりました


選ばなきゃいけないという状況は
時に、ものすごくしんどいこともあるけれど
やっぱり選択肢があるのはありがたいことなんだと思います
それに気づかせてくれた
大切な思い出の地へ
またこうして戻れるのはありがたいことです




再会



ガーナでのエイズ対策プロジェクトの終了時評価に来てくださった専門員の方から久しぶりに連絡をいただきました

先日、日経メディカルに掲載された臨床+αの記事を見てくれたとのこと

自分の新たな挑戦に対しても
理解を示し、応援してくれること

そしてこうしてまたつながれること
すごくうれしかった

懐かしくなって
久しぶりにガーナの写真を見てみると
当時の思い出がよみがえってきました

いろんな人の支えがあって
今の自分があるんですよね

感謝!



Saturday, September 19, 2015

臨床+αな人としてご紹介いただきました

幅広い視野とスキルで日本の医療を支える人々を応援する
「臨床+α」というサイトに掲載していただきました

挑戦し、発信し続ける薬剤師 ~国際協力から医学教育メディアへ~
http://rinsho-plus-alpha.jp/people/yoko-gocho


なんかちょっと仰々しいタイトルですが(笑)

日経メディカルCadettoにも掲載中です
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/cadetto/rinshoplus/people/201509/543828.html

経歴は?
とか
なんで今の仕事を選んだの?
とか
よく聞かれますが
今度から、これを見て!って言ったら話が早そうです>▽<

今までの歩みを振り返る、よい機会となりました
ご協力いただきました皆様ありがとうございました!!