「寄付をすれば感謝されると思っていたが、ニーズに合った支援をしなければいけない」
「支援をするときは、本当に相手の幸せにつながっているのか考えたい」
「貧しいから不幸とは限らない」
「低所得国へ行く勇気はないけど、身近な人を助けていきたい」
学校のホームページにも授業の様子を掲載いただきました~
ひとりひとりが豊かに暮らせる社会を創るお手伝いをする薬剤師の日記。 学生時代に国際薬学生連盟(IPSF、オランダ)で本部役員として活動し、25か国を訪問。2008年より2年間青年海外協力隊エイズ対策隊員としてガーナで活動。帰国後、金沢で国際的な医薬品の品質、流通、政策を研究。病院薬剤師、医療者教育コンテンツの企画制作・編集者を経て医療経営コンサルタントに。講演・執筆、セミナー企画運営、キャリア支援、医療通訳・翻訳などにも取り組んでいます。 A pharmacist wishing happy world! IPSF executive committee member 2005-06, JOCV, HIV project coordinator in Ghana 2008-10, 2011- researcher on drug management and policy. 2013- Clinical pharmacist at international hospital. 2015- Educational content producer.
慶應義塾大学三田キャンパス 西校舎519
|
| 日本エイズ学会では、毎年、学術総会の開催に先立ち、社 今年度は、学術総会が大学のキャンパスを会場に開催され HIV/ |
標記番組でSony&JICA連携イベントで活躍したSonyの中西さんが主役のドキュメン タリーが下記の日程で放映されます。
残念ながら私は出てきませんが(笑)エイズ対策隊員仲間も登場する予定だそうなので、イベントや活動の様子が少し
垣間見れるかもしれません。
残念ながらガーナでは見られません(涙)
番組名: TBS「夢の扉」(www.tbs.co.jp/yumetobi/) ●放映日: 7月11(日)18:30~19:00 ●番組概要:番組のテーマは明るい未来を開く〈夢〉。 あらゆる分野・業種・フィールドで、近い未来、大きな夢の実現を目指 す人物を紹介するドキュメント番組です。 同番組では、2010 FIFA ワールドカップ開催期間中に、JICAガーナ事務 所がソニーのCSR活動と協同で取り組んでいる“パブリックビューイングin Africa”が放送されます。 「アフリカ大陸で開催され、自国の代表選手が出ているのに、テレビでワールドカップが見られないアフリカの子どもたちにもサッカーの感動を届けた い」という熱い想いを持って活動を続けてきたソニー社員を中心に、ガーナ におけるパブリックビューイングの様子が紹介されます。
またパブリックビューイングの集客力を活用して実施されたJICAのHIV/エイズ検診の効果や、現地を訪れたJICAオフィシャルサポーターの北澤豪さんの コメントも紹介予定です。
興味のあるかた、お時間のある方はぜひご覧ください。
そして感想などお聞かせ下さい☆
今日は郡の病院の妊婦検診の日。
朝8時、妊婦健診のHIV検査を手伝いにいざ病院へ。
ナースにお土産のアボロ(現地の甘い蒸しパンみたいなもの)と小魚フライを買って、
カウンセラーが見当たらないのでしばらく、妊婦さんや、看護実習生とおしゃべり。
9時、カウンセラー現る!
「準備できたら呼ぶから」
と、また1時間くらい待つ。
何気なく、待合室を眺めていると、
「妊婦健診のHIV検査手順」という張り紙が。
妊婦健診でHIV陽性とわかったら、CD4カウント350以下なら直ちにART開始、350以上なら28週目より母子感染予防のためのARV投与開始。とある。これはここに掲示するものか?という疑問もさておき、、、
「あー検査キット、きれてたんだ」
ということで本日は、検査なし。。。
そのあと病院長に挨拶して、
受付にいるホストマザーに挨拶して。
受付を覗くと、ここのところ、本当に病院は毎日大混雑。国民保険の影響で、保険ある人は基本的な医療費が無料だから、みんなが病院に押し寄せてしまい、あきらかにキャパシティオーバーです。
その後、薬剤部にお邪魔して、抗HIV治療(ART)についてお勉強。
日本では20種類以上の抗HIV薬が認可されていますが、ガーナで使える薬は10種類くらい。主にインドで作られているジェネリックです。
ガーナで使える薬&レジメ。。。
AZT/3TC(合剤もあり)+NVP or EFV
d4T+3TC+NVP or EFV
これらがファーストラインで、ほとんどの人たちが使用しています。
セカンドラインとして
ABC, TDF, ddI, LPV, NFV, d4Tもありますが、値段、流通の関係から使用している人は少ないようです。
ガーナでは抗HIV治療は一律、一月5ガーナセディ。(約3.5US$)
AZTはガーナ国産のものもあります。
この病院には薬剤師は一名。これらのARVの管理をしているのはテクニシャンです。
ARTに関する研修を受けたり、勉強をしているそうで、とても優秀な人でした。
はじめ、薬剤部にいるのが、みんな薬剤師だと思っていたら、違ってとても驚きました。
この病院は郡内でHIV治療が受けれる唯一の場所。
2008年からARTを開始しました。
まだまだ州病院と比べると、足りない点が多いと嘆いていました。
今でも病院まで来るのに2時間以上・・・というコミュニティの人々もいますが、この病院で治療が提供される前と比べたら、今は約160人近い陽性者の人が、ARTや日和見感染症の治療を受けることができています。
日本薬剤師会の月刊誌の2月号、海外事情という記事でガーナの医療について執筆させて頂きました。
関係者の皆様、よろしければご覧ください。
また、大変私事ではございますが、母が今週木曜11日より、国立で個展を開催いたします。
ガーナへ来てくれたとき描いた絵もいくつかあるそうな。
興味のある方は、お問い合わせくださいな。
現在、ガーナにおける6郡にて、HIV検査のカウンセリングの質・プライバシーと個人情報保護について調査をしています。
ガーナでは、自らのHIVステータスを知っている人が約10%と言われる中、政府が、もっと多くの人にHIV検査を受けてもらおうと、キャンペーンをしています。
しかしながら、現場にいる隊員の中には、数を上げることも重要だが、肝心な中身やフォローアップはどうなっているのだろう?という疑問の声がありました。
個人情報を煩雑に扱う現場に遭遇したり、プライバシーが守られているのか疑問に思う場面に直面しつつも、文化や考え方の違いもあり、双方に混乱がみられることもしばしば。
そこで、今回は、UNAIDSやWHOが国際基準としている指標をもとに、調査を設計し、
カウンセリングの立会い、クライアントへのインタビュー、カウンセラーへのインタビューを元に、この調査をすることとなりました。
ガーナに来たばかりのころは、日本でのHIV検査の環境とは大きく異なり、
コミュニティの広場でなんの囲いも仕切りもない場所で検査をしようとする人があれば、
大そう驚いたもので、プライバシーや個人情報の話し合いをして、
お互い現場で調達できるもので工夫しながら
歩み寄ったりしてきましたが、
実際、クライアントの声を聞いてみても、
感想は様々で、
他人の目があっても気にしない、と言う人もあれば、
人に見られる環境では行きにくい、という人もいます。
しかし、気にしない、と言う人は大抵、結果が陰性だとわかった後でそう言うので、
もし、結果が違えば、見方も違うと思います。
この日は職場から片道2時間かかる村にある、魚の養殖会社へ検査に行きました。
この村は、ガーナのイースタン州で主に話されているチュイ語ではなく、エウェ語のコミュニティだったので、エウェ語を話せるカウンセラー1名、チュイ語のカウンセラー1名をつれて行きました。
到着して、カウンセリングと検査所を設置し、カウンセラーから、HIVの感染経路などの基礎知識、予防法などについて講話がありました。
そして、いよいよ、検査受付を開始したのですが、なかなかみんな来たがらない。
来たがらない理由を聞くと、
「もし結果が陽性で上司にばれたら首にされる」
ということでした。
私たちは、
「結果を本人以外に知らせることはないです」
と繰り返し説明しましたが、それでも、
「もし社長が大金を払ったら、教えるだろ」とか、
不安に思う人もいるようでした。
また、「同僚の目があるから検査に行きにくい」
という人もいました。
これらの声からも、やっぱり、個々で感覚の違いはあるけれども、
プライバシーや個人情報に対する配慮をきちんと払うこと、そして、それがきちんと守られるということをクライアントにもっとわかりやすく伝えていくことが必要だな、と感じました。
肝心な、カウンセリングセッション自体については、
知識、態度、技術など、どれも、とても高評価でした。
やっぱ、うちの郡のナースは、ガーナでも有数の優れた人たちだと、
勝手に、誇りに思っています。