ひとりひとりが豊かに暮らせる社会を創るお手伝いをする薬剤師の日記。 学生時代に国際薬学生連盟(IPSF、オランダ)で本部役員として活動し、25か国を訪問。2008年より2年間青年海外協力隊エイズ対策隊員としてガーナで活動。帰国後、金沢で国際的な医薬品の品質、流通、政策を研究。病院薬剤師、医療者教育コンテンツの企画制作・編集者を経て医療経営コンサルタントに。講演・執筆、セミナー企画運営、キャリア支援、医療通訳・翻訳などにも取り組んでいます。 A pharmacist wishing happy world! IPSF executive committee member 2005-06, JOCV, HIV project coordinator in Ghana 2008-10, 2011- researcher on drug management and policy. 2013- Clinical pharmacist at international hospital. 2015- Educational content producer.
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Wednesday, May 23, 2018
進路選択で「何がやりたいか」より大事なこと
キャリアを考えるうえで、「何がやりたいか」を突き詰めることは大事です
しかし、「何をやるか」は手段であり、その上位にある「何のためにやるか」を捉えていないと、本末転倒になります。
また、その仕事や仕事内容、環境に「ワクワクするか?」という観点も重要です。
どんなに高尚な目標をかかげても、楽しくないとなかなか続きません。
そして、見逃しがちなのが、「何をしたくないか」を明確にすることです。
もちろん、やりたいことを実現するためには、時には好まないことをやらなければならない場面もあります。
しかし、その比重が大きすぎると、精神的な負荷が大きくなります。
そんなことを先日、薬学部のキャリア形成の授業でお話してきました。
Wednesday, September 06, 2017
フツーの会社員が「世界最強の仕事術を」読んだら
どちらかというと世界最弱レベルに近い(?)わたしが読んでみました
だからこそ、「実行可能な」提案をしなければ意味がないよねってことですね
組織を構成しているのは人であり、
これができるようになったら、本質的な課題解決ができるようになるんだろうな、と想像します
また、著者は、曖昧な思考、不明瞭な表現、ヒエラルキーなどのコミュニケーション効率を阻害するものは悪であると考えているとのこと。
わたしは物事を穏便に済ませようと、よく曖昧なことを言う傾向があるので、ビジネスにおいては、これは意識をして直していこうと思いました
しかしこういったスキルだけでなく、チームで仕事するために
「一緒に働きたいと思える人柄」も重要である、という点は
また、一会社員としては、
もっとも感じたのは、「わたしは問題解決が好きだな」ということ
組織が抱える問題を解決するための秘訣を知ることは、わたしにとってワクワクすることのようです
つい、机上でものごとを考えて、理想論を振りかざしてしまいそうになるのですが
当然、いかなる組織にも限界がありますだからこそ、「実行可能な」提案をしなければ意味がないよねってことですね
(そもそも理想を描いていないのは問題外ですが)
さらには、組織には個々の利害に基づく政治が存在しますので、
関係者への影響を考慮したうえで合意を形成し、提案が受け入れられなければなりません
関係者への影響を考慮したうえで合意を形成し、提案が受け入れられなければなりません
組織を構成しているのは人であり、
新たな提案はその一人一人の人生を左右しかねないという重みが
提案者の肩にはのしかかっている…
これはコンサルという外部の人間であっても同じ、というか外部の人間だからこそより責任が重いというのは、これを読むまではわかっていませんでした
また、尊敬するできるビジネスパーソンたちが
普段、さりげなくやっているような所作、
たとえば、
たとえば、
相手の言ったことを言い換えて共通理解の確認をすることや
スライドを限りなくシンプルに作ることなどの理由が腑に落ちました
スライドを限りなくシンプルに作ることなどの理由が腑に落ちました
本書に出てくる、秘密保持や情報の取り扱いをはじめとするビジネスポリシーは、
コンサルビジネスにおける緊張感、緊迫感を表しており、
大企業が、マッキンゼーのようなコンサルに大金を支払って、依頼するということは
大企業が、マッキンゼーのようなコンサルに大金を支払って、依頼するということは
そのような非常に切羽詰まった状況にあるということなのだと理解しました
求められる人材像は、
「ビジネスにはたった1つの正解はない」ことから
「ビジネスにはたった1つの正解はない」ことから
分析的思考ができる、つまり複雑な問題を構成要素に分解でき、漠然とした状況を構造化する方法を知っていること、またビジネス的判断力がある、つまり自分の出す解決策の持つ意味を知っていること、ということでした
これができるようになったら、本質的な課題解決ができるようになるんだろうな、と想像します
元社員の人が「どんな問題にも解決法がある」と言い切っているところは非常に勇気づけられます
(わたしはその領域にはまだ程遠い・・・(゚ε゚))
(わたしはその領域にはまだ程遠い・・・(゚ε゚))
また、著者は、曖昧な思考、不明瞭な表現、ヒエラルキーなどのコミュニケーション効率を阻害するものは悪であると考えているとのこと。
わたしは物事を穏便に済ませようと、よく曖昧なことを言う傾向があるので、ビジネスにおいては、これは意識をして直していこうと思いました
しかしこういったスキルだけでなく、チームで仕事するために
「一緒に働きたいと思える人柄」も重要である、という点は
当たり前すぎるくらい当たり前ですが…
えらくないもないのにいつも態度だけは大きい私としては…もっと謙虚にならねば、です\(_ _ ;)
また、一会社員としては、
「自分が大きな企てから疎外されていると感じるとき、士気は確実に低下する」という一文に共感しました
一編集者としてはプロフェッショナルとして、「クライアントに真の価値をもたらすためなら、相手が気に入らないことも遠慮せずにいう」という点に関しては、同じだな、と思いました
著名な先生と原稿やコンテンツを作り上げる際も、本当に良いものを作るために、ときに内容や構成、表現について、意見する必要があります(緊張しますが)それでも相手も同じ思いを持っていてくれれば、必ず伝わり、よりよい作品になると信じています
強いてこの本の唯一の弱点を挙げるとするならば、
これは、やる気のある、超優秀な人材が揃っている組織が前提になっていることでしょうか
これは、やる気のある、超優秀な人材が揃っている組織が前提になっていることでしょうか
もちろん、それに当てはまらない個人や組織でも活用できる知識やノウハウはたくさんあると思います
しかし、わたしのような一般人がよく悩むのは、必ずしも組織を構成する人々のモチベーションや能力が高くないケースで、どのように問題を解決するか、というところだったりするので…
最近、100年時代の人生戦略の書籍がベストセラーになっていますが、
人生100年と考えたら、
マッキンゼーの人々のように、大人になってからも2年くらい、がむしゃらに何かに打ち込む、というのも選択肢の1つなのかもしれませんね
Friday, October 28, 2016
日本で「頭脳流出」の問題を叫んでもピンと来ない~外国からの介護人材受け入れから考える~
先日KBSの授業で、外国からの介護人材の受け入れについてディスカッションをしたとき、途上国における頭脳流出を問題視して、反対意見を述べました
しかし、私の熱い想いに反して、クラスの人達は、あまりピンと来ていない様子でした(自分の感覚のズレを再認識…(汗))
私以外に発言した人は、医師などの医療関係者やビジネス関係者でしたが、
現場レベルでの文化の違い等に関する懸念を挙げた人はいたものの、
おおむねみなさん賛成意見で、どちらかというと積極的に受け入れる、という考えのようでした
おそらく私の説明も十分ではなかったのですが、
発言の背景としては、ガーナに住んでいた頃、圧倒的な医療人材の不足により、医療提供体制が整わないために
多くの助からない命を見てきて
それを解消しようと、公費を注ぎ込んで優秀な人材を育てても
米国・英国をはじめとする先進国に毎年それ以上の人材が流出し、
国内の医師・看護師数は過去10年でまったく増えていない、という状況に
ものすごい理不尽さを感じ、また自分の無力さを痛感した経験から
この問題に対しては、個人的な想いが強すぎるのかもしれません
また、アジアとアフリカの経済や医療の状況は異なるので一括りにはできないのですが、本質は同じだと考えています
もちろん日本の介護人材不足は深刻で、年々需要が増す中で
その確保は急務であることは確かです
しかし、日本に介護人材として来る途上国の主な人々は、現地の看護師等なんですよね
そして、これらの送出国では、前述のように、日本以上に医療人材が不足しています
日本の人材不足からは考えられないレベルの人材不足です
日本の対10万人就業看護師数は、2014年度で855人、准看護師を合せると1000人超なので、米英などと同水準といえると思います
総数でみるとわかりにくいかもしれませんが、途上国における都市圏と地方の経済格差は、日本より格段に大きいので、多くの場合、医療人材も都市に集中しており、無医・無医療者地域がとくに地方にたくさんあるのです
要するに、自国の人材不足のために、自国よりさらに人材が不足している国から、その国の医療等を担う貴重な人材を受け入れるという発想は本当に最善なのだろうか、ということです
正解があるわけではありませんが、かなり慎重になる必要があると思いますし、もっと議論されるべき問題だな、と思っています
国際移住期間のページにわかりやすい解説があったので興味のある方はご覧ください
http://www.iomjapan.org/act/act_021.html
しかし、私の熱い想いに反して、クラスの人達は、あまりピンと来ていない様子でした(自分の感覚のズレを再認識…(汗))
私以外に発言した人は、医師などの医療関係者やビジネス関係者でしたが、
現場レベルでの文化の違い等に関する懸念を挙げた人はいたものの、
おおむねみなさん賛成意見で、どちらかというと積極的に受け入れる、という考えのようでした
おそらく私の説明も十分ではなかったのですが、
発言の背景としては、ガーナに住んでいた頃、圧倒的な医療人材の不足により、医療提供体制が整わないために
多くの助からない命を見てきて
それを解消しようと、公費を注ぎ込んで優秀な人材を育てても
米国・英国をはじめとする先進国に毎年それ以上の人材が流出し、
国内の医師・看護師数は過去10年でまったく増えていない、という状況に
ものすごい理不尽さを感じ、また自分の無力さを痛感した経験から
この問題に対しては、個人的な想いが強すぎるのかもしれません
また、アジアとアフリカの経済や医療の状況は異なるので一括りにはできないのですが、本質は同じだと考えています
もちろん日本の介護人材不足は深刻で、年々需要が増す中で
その確保は急務であることは確かです
しかし、日本に介護人材として来る途上国の主な人々は、現地の看護師等なんですよね
そして、これらの送出国では、前述のように、日本以上に医療人材が不足しています
日本の人材不足からは考えられないレベルの人材不足です
少し古い数字で恐縮ですが、米国や英国など、途上国の医師や看護師を受け入れている国々の10万人に対する看護師数は700~900+、送出国であるフィリピンなどではその約半数以下とみられています
(Linda H. Aiken, et al. Trends In International Nurse Migration, Health Affairs, 2004 )日本の対10万人就業看護師数は、2014年度で855人、准看護師を合せると1000人超なので、米英などと同水準といえると思います
総数でみるとわかりにくいかもしれませんが、途上国における都市圏と地方の経済格差は、日本より格段に大きいので、多くの場合、医療人材も都市に集中しており、無医・無医療者地域がとくに地方にたくさんあるのです
正解があるわけではありませんが、かなり慎重になる必要があると思いますし、もっと議論されるべき問題だな、と思っています
国際移住期間のページにわかりやすい解説があったので興味のある方はご覧ください
http://www.iomjapan.org/act/act_021.html
Monday, September 07, 2015
底上げか、リーダー育成か
めったに医療機関にかからない私ですが
年に1回くらいお世話になることもあります
ちょうど1年ほど前に
薬剤性アレルギーで病院にかかっていた頃(→詳細はこちら)
いわゆる門前薬局に行きました
「某大学付属の薬局で、実務実習にも力を入れている最新の薬局」
と聞いていたので
と聞いていたので
ワクワクして(?)薬を受け取りに行きました
ところが・・・
その薬局に行ったのは初めてでしたが、問診票はありませんでした
当然、お薬手帳には
アレルギーの原因となった薬をちゃーんと書いておきましたが
担当した薬剤師がそれを確認することはありませんでした
そして今回の受診の経緯を聞かれることもなく
「前に同じ系統の薬が出ているようなので、
今回の薬とは一緒に飲まないように」
今回の薬とは一緒に飲まないように」
とだけ言われました
また、つい先日
街中のチェーン薬局に行く機会がありました
番号を呼ばれてカウンターへ行くと
明らかに慣れない手つきの中年の薬剤師が
緊張した様子で話始めました
「この薬は1日何回~~~です」
と一生懸命説明しましたが、間違っていました
一応間違いを指摘しましたが、その方は謝るわけでもなく
「え?」
と驚いた様子で
「何かあったら医師に連絡してください」
とだけ言って薬をくれました
たぶん、キャリアにブランクがあるか何かで、
久しぶりの投薬だったのではないかと思います
久しぶりの投薬だったのではないかと思います
これが現実か、と悲しい気持ちになりましたが
悲しみに浸っていてもしょうがないので、
できることから1つずつやっていこうと思わされたできごとでした
悲しみに浸っていてもしょうがないので、
できることから1つずつやっていこうと思わされたできごとでした
学生の頃、薬学生の団体を運営していたのですが
そのときから現在に至るまで
いつも議論になるのが
「薬学生(薬剤師)の底上げを目指すべきか、リーダーを育成すべきか」
というテーマ
いろんな考えがあるし、
リーダーシップを執れる人材の不足も深刻であり、
どちらも大切ではありますが、
私の答えはいつだって決まっています
リーダーシップを執れる人材の不足も深刻であり、
どちらも大切ではありますが、
私の答えはいつだって決まっています
先に述べたようなケースが
私だったからよかったものの
これが一般の患者さんへの対応だとしたら
患者さんに好ましくない影響が出る可能性がありますよね
素晴らしい薬剤師がたくさんいることは、もちろんよく知っています
でも、どんなに素晴らしい薬剤師がたくさんいても
そうでない薬剤師が1人でもいたら…?
そうでない薬剤師が1人でもいたら…?
患者にとっては
その日、担当した薬剤師がすべてなんです
薬剤師も他の医療専門職もは独り勝ちではダメなんです
団体の後輩の学生から
「底上げか、リーダー育成か」と聞かれたときは
「底上げか、リーダー育成か」と聞かれたときは
「一部の優秀な薬剤師以外が担当する患者さんが
あなたの大切な人だとしたらどう思いますか?」
あなたの大切な人だとしたらどう思いますか?」
と答えています
Saturday, September 05, 2015
900の壁を超える! 朝活開始\(^O^)/
ガーナから帰国して、早くも5年が経ちました
帰国したときのTOIECスコアが890
先日、久しぶりに受けたらまったく同じスコア
英語を使わない生活になって、
英語力を維持できていることを良しとするか
成長なしと考えるか
これからも国際的なキャリア展開を視野に入れるならば
最低900は超えておきたい
でも、やっぱり言葉は使わないと忘れるのよね
最近は海外の友達ともときどき話すくらいだし
久しぶりに仕事で海外からゲストが来た時
自分の英語の忘れぶりに驚いたり
と、いうことで
今注目の?Skype英会話を始めてみました!
先生は若いフィリピン人が多くて
明るく楽しい雰囲気のレッスンです^^
安価だし、時間や話す内容も自由に指定できるし
日常会話ができる人が利用するのはアリかな、と思います
朝イチに予定を設定すると
時間までに起きて準備しなきゃいけないから
朝ダラダラすることもなくなるし!
一石二鳥!
さて、900の壁を今年中に超えることはできるのでしょうか・・・
Saturday, August 15, 2015
良好な人間関係が構築できれば、仕事の8割は終わってる
「良好な人間関係が構築できれば、仕事の8割は終わってる」
これは私が海外で働いてみて学んだことの1つ。
知り合い1人いない土地で
いきなり仕事を始めよう!と思っても、
外国人の私が1人でできることなんて、ほぼない。
目的に向かって一緒に取り組む協力者が必要だ。
異文化の中で協力者を集めることや
課題について理解しあうことは簡単ではない
価値観も全然違うから優先順位も違う
私が日本で培ってきた「正しい」なんて通用しない
でも、自分達は育ってきた過程も背景も異なるということを認識した上で
最大限尊重しあって問題意識を共有できれば
逆にこれ以上に強いつながりはないと思う
しかし日本に帰国してからのほうが
良好な人間関係の構築という大きな壁に
ぶち当たることが増えたような気もします
ぶち当たることが増えたような気もします
きっと相手も同じ考えだろう
共感してくれるだろうなんて
同じように日本で生まれ育ったからって、
同じように考える、感じるだろうなんて、
その考え自体そもそもおかしいのだけど、
ときどきそういう基本的なことを忘れてしまっている自分に
気づかされることがあります
気づかされることがあります
どんな相手でも
最大限に敬意を払い合う、かつ対等な関係を作れたら
きっともっといろんなことがうまく行く気がしています
Thursday, June 11, 2015
海外の薬剤師と日本の薬剤師の違いは何ですか?
よく受ける質問の1つに
「海外の薬剤師と日本の薬剤師の違いは何ですか?」
というものがあります
違いを探せばもちろんたくさんありますし、
共通点を探せばそれはそれでたくさんありますが
個人的に感じることとしては
私が出会ってきた海外の薬剤師は、「エリート意識」が強く
逆に日本の薬剤師はそれが弱いということです
「エリート」という表現を
好ましくないと感じる方もいるかもしれません
「なんか偉そう」とか「プライドが高そう」とか
でも「エリート」ってそんなに悪い意味じゃないと私は思っています
そもそもは「選ばれた者」という意味です
現在日本には70以上の薬学部がありますが、
世界では、米国、カナダ、中国、インドなどの大国を除けば
多くの国における薬学部の数は10以内のところがほとんどです
シンガポールなど薬学部が国に1つしかない国も決して珍しくありません
医療系学部の数、医療機関や医療者の数、
そして医療者教育と医療者の質がコントロールされている国々においては、
学力が高くても医療系の学部に入学できるとは限りません
そして医療者教育と医療者の質がコントロールされている国々においては、
学力が高くても医療系の学部に入学できるとは限りません
入学できても無事卒業し免許が取れる・維持できるとは限らないのです
貧富の格差が大きい国においては
学力が高い人であっても
高等教育を受けることが難しい状況にある人はたくさんいます
高等教育を受けることが難しい状況にある人はたくさんいます
そして教育の機会を得た者は
多くの人の支えの中で資格を取得し
それぞれの職務を全うしています
諸外国の薬剤師に
「自分は選ばれた者である」というエリート意識があるのは
「自分は選ばれた者である」というエリート意識があるのは
このような背景が一因であると考えています
私が国際薬学生連盟で活動していたころ、
ヨーロッパやアジアの薬学生たちは、いつも
「いかに自分たちが社会に貢献できるか」
「どうしたらもっと社会をよくできるか」
という視点でものごとを考えていました
ガーナにいたころ、共に働いたガーナ人の医師や薬剤師は
欧米で働けば自国で働くより
何十倍、何百倍という収入が得られることを知っていながら
何十倍、何百倍という収入が得られることを知っていながら
自国に残り、時には貧しい人々のために無償で
診療にあたることもありました
では日本の薬剤師は
どうでしょうか
その答えがわかれば
災害時における薬剤師の在り方も
日本社会や国際社会に対して負っている使命と責任
そして次世代を担うものたちへの教育における役割も
自ずと見えてくるように思います
Tuesday, January 27, 2015
教科書に載りました Yoko on the text book
東京薬科大学のErik Skier先生にお声掛け頂き、
この度薬学生向けの英語の教科書に掲載いただきました。
主にガーナ時代の体験に関するインタビューとなっています。
薬学生の皆様が海外や英語に興味を持つきかっけとなればうれしいです^^
Wednesday, January 07, 2015
プロフェッショナルとは
あけましておめでとうございます。
久しぶりの投稿です^^
時は流れ、昨年末転職いたしました。
臨床を一歩離れ薬剤師教育に関する仕事をしています。
さて、先日、薬剤師向けの教育番組を作るに当たり、収録を行いました。
その中で、ナレーション録りを行う際に声優さんがスタジオ入り。
到着するやいなや監督、音声さんとともに、映像、BGMを流して確認。
そしてすぐさま本番。
「このセリフは10秒で!」
と言われ
「はい」
と。
どのセリフも完成度高く、一発OK。
感動しました。
これぞプロ!と。
どんな時に人はその人を信頼して任せよう、と決めたり
心を動かされたりするのか。
一つはやはり、期待を超えた成果を見せられた時かと思います。
声優さんなんて、
世の中には五万といるはず
そんでもって、さらには
ただしゃべる、声を出すだけなら
誰にでもできること。
その中で選ばれるってこういうことなのかな、と。
誰にでもできることを誰にでもできるようにやっていては
当然、結果もそれなりです。
私たち医療者も
選ばれ
信頼される
プロへなっていきたいものだと思います。
Sunday, May 05, 2013
出会いは人生を変える
生徒から、久々の便りが。
「アメリカ留学、決めました。授業で後町さんの国際協力の話を聞いたことがきっかけです。」
「アメリカ留学、決めました。授業で後町さんの国際協力の話を聞いたことがきっかけです。」
協力隊に行く前から地道に続けて来た活動。少しずつ日本とガーナの子どもたちの未来につながってきているみたい(^^)
Monday, January 21, 2013
2/16@金沢 講演会のお知らせ
~転送歓迎~
「世のため人のため、より良い医療をより安く」「日本の医療を輸出産業に育てる」という理念を掲げ、日本を医療崩壊から救う試みを実施しながら、カンボジアの医療供給体制の立て直しや、東北の復興に奔走している北原茂実医師を金沢にお招きして、講演会を開催致します。
いま、国内外の医療界のみならず、経済・産業界からも注目を集めている多忙な先生が北陸にいらっしゃることは滅多にないので、医学生、看護学生、薬学生などの医療系学生はもちろん、他学部の学生のみなさん、社会人のみなさん、ぜひお誘いあわせの上ご参加ください(^O^)/
【日時】2013年2月16日(土)13:30開場
【会場】金沢大学宝町キャンパス医学部G棟第4講義室
【講演内容 】
・医療崩壊の真実と崩壊から日本を救うための試み
・カンボジアプロジェクトをはじめとする国境を越えた医療の展開や医療の輸出産業化
・その他、国内での地域活性化など
【主催】金沢大学学生有志
【参加費】学生無料、社会人2000円
【懇親会】学生1000円、社会人2000円
【お申込み、お問い合わせ】(1月31日締切)
------------------<北原茂実医師ご略歴> ---------------------------------
1953年 神奈川県に生まれる。
1979年東京大学医学部を卒業後、同大学付属病院脳神経外科にて研修。 その後、三井記念病院、東京都立府中病院、帝京大学付属病院などを経て、1995年に北原脳神経外科病院を開設した。
「世のため人のため、より良い医療をより安く」及び「日本の医療を輸出産業に育てる」の2つを経営理念に掲げ、医療と教育をツールとした社会開発、医療による所得の再分配を目的に、アジア各国への学校や病院建設、日本国内の医療制度の改革に尽力してきた。
現在は内戦によって荒廃したカンボジアの医療供給体制を立て直すため、同国初となる総合医科大学と付属病院建設に奔走している。
※参考:「病院がトヨタを超える日」(講談社プラスアルファ新書)
-------------------------------------------------------------------------
Tuesday, December 25, 2012
海外で薬剤師として働きたい!
ブログを通して様々な出会いがあります。
一番多くいただくのは、執筆と講演のご依頼。(ありがたや!)
次に多いのが進路相談であります。(これまた嬉しい☆)
私も学生のとき、たくさんたくさん、悩みました。将来について悩むのは当然としても、誰に聞いてよいのかわからない、という状況が、また悩みを増幅させて迷路に迷い込ませるのです。
だから、私は、こうして、私を見つけて頼ってくれる方には最大限、力になりたいと思っています^^
さて、進路相談で、国際協力関係の次によく受ける内容は、
「海外で薬剤師として働きたい」
「海外で薬剤師として臨床を学びたい」
といった内容です。
私自身は海外での薬剤師としての臨床経験があるわけではないので、大したことは言えないのですが、幸い、私の周りには、海外で薬剤師として活躍されている日本人の方や、そのような経験をお持ちの方がたくさんいるので、知りえる知識を共有できればと思います。
まず、海外で臨床教育を受けた日本人薬剤師のネットワーク 「PharmD.クラブ」と言う会があります。
日本の薬学教育・薬剤師実務の水準向上に貢献するために、みなさん日々お忙しい中、教育活動や情報発信をされています。
http://pharmd-club.cocolog-nifty.com/blog/
海外で活躍している日本人薬剤師なんて、知らない!と思う方もいるかもしれません。
でも、この会に参加されている方だけでも、こんなにいます↓。そして場所も方法も多様ですね。
http://pharmd-club.cocolog-nifty.com/about.html
海外で臨床経験を積みたいと考えている方々にとって、先駆者の方々のたどってきた道は参考になるのではないでしょうか。
海外で実践的な臨床教育を受けたい!ということであれば、
ロンドン大学の臨床薬学修士課程(MSc in Clinical Pharmacy, International Practice and Policy)
も有力な選択肢の一つになるかと思います。
こちらは、臨床現場で活躍する薬剤師向けのコースになっています。
このコースを修了した方が、ブログにコースの内容を説明してくださっています。(現在はUCL博士課程で国際的な薬学教育の研究をされている方です☆)
http://ameblo.jp/na-ph-2002/day-20111230.html
また、最初にこのコースを修了した方が「調剤室から消えた薬剤師」と言う本を書かれています。少し古い書籍になりますが、イギリスと日本の薬剤師を取り巻く環境の違いを知ることができると思います。
私の出身大学の明治薬科大学では、5年次に海外研修コースがありますが、イギリス研修に参加した優秀な優秀な後輩が、イギリスの薬剤師・薬学教育について簡単に解説した動画があり、とてもわかりやすくまとめてくれています。
http://emil-jp.com/media/watanabe/Player.html
あとは、大学時代からの親友が現在カナダで薬剤師免許取得にむけて勉強しておりますが、カナダの状況に関しては、以下のレポートがわかりやすいと思います。
http://emil-jp.com/user_page_pdf_list.html
薬剤師として、でなくても、テクニシャンとしてでも、海外の薬局で働きたい、と考えるかたもおられるかと思います。テクニシャンの資格などに関しては、国や州により規定がことなりますが、
カナダやオーストラリアなどでは、テクニシャンとして働くことは、機会があれば可能だと思いますが、現地における人脈などがないと、飛び込みでは難しいかもしれません。
ただ、アメリカに比べると、カナダは、薬剤師免許は日本の薬剤師免許があれば、一定の試験とトレーニングで書き換え可能なので、薬剤師免許取得にかかる時間は、薬学部に入りなおさなければならない他の欧米諸国より短いかもしれません。しかし、現地で就労できるかどうかは、また別の問題なので、タイミングもあると思います。
もし、将来、日本で働く可能性があるのなら、日本で薬剤師として経験を積んでから海外に行った方が、日本と海外の比較が可能なことと、帰国後の就労が、日本での経験がないよりはスムーズになると思います。
在学中に、海外の薬学に触れる方法としては、IPSF 国際薬学生連盟を活用するのが一番かと思います。IPSFには専門分野の交換留学制度と言うのがあります。
http://www.apsjapan.org/SEC/pg957.html
海外の病院や薬局などに1か月程度留学できる学生主体のプログラムです。
私も、学生のころ、これでアメリカに1か月留学しました。
志高く、視野を広く持って、将来について真剣に考えているみなさまにとって、少しでも参考になれば幸いです。
Friday, November 02, 2012
FIP Congress(世界薬学連合世界大会)2012 参加者有志による報告会のお知らせ
先日参加した、FIPコングレス(オランダ)の報告会を開催します!
みなさまお誘いあわせの上、ご参加ください☆
本年のFIP(世界薬学連合)世界大会には119か国から薬剤師や薬学研究者が集まりました。 本年のFIP(世界薬学連合)世界大会には119か国から薬剤師や薬学研究者が集まりました。 詳細、お申し込みはこちらから! http://kokucheese.com/event/index/60385/
日時:2012年11月11日(日)14:00~17:00 懇親会 17:30~19:30
内容(仮):各30分程度
日本でも注目が集まっている、CDTMなど共同薬物治療の世界のトレンドや、各国の薬学教育や人材戦略について、また、薬剤師の資質のグローバルスタンダードや、この先薬学そして薬剤師が目指す方向性に関してなど、世界の薬学事情の一端をご紹介させて頂きます。
会場:新宿西口 メディアボックス貸会議室 会議室C http://www.e-joho.info/eiwa/index.html
会費:学生(無料)、社会人:500円(資料代、会場費)
※懇親会費別
※報道関係者や採用関係者の方は事前にお申し出ください。別途ご案内致します。
1. FIP(世界薬学連合)とは?
2. 世界の薬学教育
薬剤師の資質、薬学系人材の現状と戦略、薬学教育の現状調査
3. 薬局薬剤師ビジョン2020、世界の共同薬物治療管理の実際
4. 日本からのポスター発表者、参加者から感想
5. 薬学生よりお知らせ
みなさまお誘いあわせの上、ご参加ください☆
本年のFIP(世界薬学連合)世界大会には119か国から薬剤師や薬学研究者が集まりました。 本年のFIP(世界薬学連合)世界大会には119か国から薬剤師や薬学研究者が集まりました。 詳細、お申し込みはこちらから! http://kokucheese.com/event/index/60385/
日時:2012年11月11日(日)14:00~17:00 懇親会 17:30~19:30
内容(仮):各30分程度
日本でも注目が集まっている、CDTMなど共同薬物治療の世界のトレンドや、各国の薬学教育や人材戦略について、また、薬剤師の資質のグローバルスタンダードや、この先薬学そして薬剤師が目指す方向性に関してなど、世界の薬学事情の一端をご紹介させて頂きます。
会場:新宿西口 メディアボックス貸会議室 会議室C http://www.e-joho.info/eiwa/index.html
会費:学生(無料)、社会人:500円(資料代、会場費)
※懇親会費別
※報道関係者や採用関係者の方は事前にお申し出ください。別途ご案内致します。
1. FIP(世界薬学連合)とは?
2. 世界の薬学教育
薬剤師の資質、薬学系人材の現状と戦略、薬学教育の現状調査
3. 薬局薬剤師ビジョン2020、世界の共同薬物治療管理の実際
4. 日本からのポスター発表者、参加者から感想
5. 薬学生よりお知らせ
Thursday, October 25, 2012
【告知】エイズ学生サミットでお話しさせて頂きます^O^
11月23日に慶応大学(三田キャンパス)で開催されますエイズ学会市民シンポジウムのパネルディスカッションにてお話をさせて頂きます!
ご都合よろしい方はぜひ!ご参加ください^O^
2012年11月23日15:00〜17:00
ご都合よろしい方はぜひ!ご参加ください^O^
2012年11月23日15:00〜17:00
- 慶應義塾大学三田キャンパス 西校舎519
日本エイズ学会では、毎年、学術総会の開催に先立ち、社 会との連携を目指して、学会前日に市民公開シンポジウム を開催してまいりました。
今年度は、学術総会が大学のキャンパスを会場に開催されるという事もあり、この度の市民公開シンポジウムでは、 学生・若者の斬新な視点に立って、HIV/ AIDSに関する様々な問題を取り上げて活発に討論するこ とを計画しております。
HIV/AIDSは、感染している方、感染していない方という区別 を超えた社会全体の問題として捉えなければなりません。 そうした視点から、現在、HIV/ AIDSに何らかの形で携わり、次世代を担う若い世代にパ ネリストとして参加して頂くことにしました。そして、自 分たちの活動の紹介や自分たちの活動から見えてきたこと 、感じたことを伝え合うと共に、共通の問題についてみな で討論していきたいと思います。若い世代の声を通して、 市民公開シンポジウムに足を運んでいただいた聴衆の方々 には、HIV/ AIDSの問題は自分たちとは離れたところにある問題では なく、まさしく、自分たちの問題であるという認識を持っ てかえっていただければと思います。
第一部:基調講演
江副聡(UNAIDS)
「国連からみた世界のHIV/AIDS~UNAIDSの現場から」
中村うさぎ(作家エッセイスト)
「セックスと恋愛とパートナー」
第二部 パネルディスカッション
NPO法人[akta]、アフリカ医療研究会、NPO法人「難民を助ける会」、NPO法人「GLOW」、NPO法人「ぷれいす東京」
Friday, September 28, 2012
世界薬学連合100周年記念コングレスに参加します
来週から世界薬学連合(FIP)の100周年大会に参加しにオランダに行ってきます。
119か国から参加者が集まります。
http://www.fip.org/amsterdam2012/Amsterdam/2033/Home/
今回の注目の一つは世界初の調剤テクニシャンのシンポジウムが行われることです。世界ではテクニシャンがいるのが当たり前になっていて、役割や教育について各国の調査発表、ディスカッションが行われます。
もう一つ、個人的に注目しているのは、薬剤師の能力・資質(Competency)を明らかにするワークショップです。
薬剤師に必要な能力のグローバルスタンダードを明らかにすることで、薬学教育が目指すものがより明確になります。
帰国した暁には報告会をしたいと思いますので、興味のある方はご連絡ください^O^
Thursday, September 13, 2012
悩み
私自身はあまりくよくよ悩んだりする性格ではなく
大抵のことは、一晩寝れば、前向きに考えられるのですが。
一難去って、また一難
人生は悩みが尽きないものですね。
そんな話をカナダに住む親友としていた。
それで思い出したことがある。
一年くらい前に
あるセミナーに参加したとき。
たまたま隣に座った、私より10歳くらい年上の女性に、
「何か悩みはありますか?」
と聞かれた。
私は少し考えて
「そうですねぇ。もう少し痩せたいかな」
と、半分思いつきで、でも半分本気で答えたら
「そんなことしか悩みがないのがうらやましい!私なんて、娘が思春期で、どう付き合えばいいかわからないし、しかももうすぐお受験で。。。」
と抱える悩みを打ち明けてくれた。
確かに彼女が言うように、
幸い私は健康で、
平和な国に生まれ育ち、
今日明日生きていけるか、みたいな生命を脅かされるような不安があるわけでもなく、
家族も元気で、
自分のことだけ考えていればいいから、
のんきに生きているのかも。
と思った。
それにしても、
人の悩みって他人からはなかなか理解できないものだなーと思います。
私が太っているか否かに関わらず、
もし、本当に、
痩せられなくて悩んでいたら
「そんなくだらないことで悩んでるの?」
みたいな反応をされたら、傷つくと思う。
まぁ、そう見えなかったんだろうけど。
そして同じように、その女性の悩みは、私からしたら、「大変なんだなー」くらいで深く理解できないのも事実だし。
悩みは本人にとったら、この世の終わりくらいに深刻な問題だったりするけど、
周りの人からしたら、全然気にならないことだったりする。
さっきも書いたように、他にもっと深刻な悩みがないから、小さなことが気になってしまう、というのもあると思う。
一歩引いてみれば、こんなことで悩む暇があるなんて、なんて自分は幸せなんだろって見方もあるかもしれない。
そういうのって、一人で悩んでいると気づかないんだけど、
自分より明らかに深刻な問題に直面している人を見たりすると
自分の問題が些細なことに気づいたり。
悩んでる時間って
出口が見えなくて不安だったりするけど
自分と真剣に向き合う
大切な時間だと思います。
悩むことが許されるなら
存分に悩んで悩み通して、
そして決断した先には
きっともっと強い自分が待っている気がします。
だから、時々悩むのも、悪くないのかな。
大抵のことは、一晩寝れば、前向きに考えられるのですが。
一難去って、また一難
人生は悩みが尽きないものですね。
そんな話をカナダに住む親友としていた。
それで思い出したことがある。
一年くらい前に
あるセミナーに参加したとき。
たまたま隣に座った、私より10歳くらい年上の女性に、
「何か悩みはありますか?」
と聞かれた。
私は少し考えて
「そうですねぇ。もう少し痩せたいかな」
と、半分思いつきで、でも半分本気で答えたら
「そんなことしか悩みがないのがうらやましい!私なんて、娘が思春期で、どう付き合えばいいかわからないし、しかももうすぐお受験で。。。」
と抱える悩みを打ち明けてくれた。
確かに彼女が言うように、
幸い私は健康で、
平和な国に生まれ育ち、
今日明日生きていけるか、みたいな生命を脅かされるような不安があるわけでもなく、
家族も元気で、
自分のことだけ考えていればいいから、
のんきに生きているのかも。
と思った。
それにしても、
人の悩みって他人からはなかなか理解できないものだなーと思います。
私が太っているか否かに関わらず、
もし、本当に、
痩せられなくて悩んでいたら
「そんなくだらないことで悩んでるの?」
みたいな反応をされたら、傷つくと思う。
まぁ、そう見えなかったんだろうけど。
そして同じように、その女性の悩みは、私からしたら、「大変なんだなー」くらいで深く理解できないのも事実だし。
悩みは本人にとったら、この世の終わりくらいに深刻な問題だったりするけど、
周りの人からしたら、全然気にならないことだったりする。
さっきも書いたように、他にもっと深刻な悩みがないから、小さなことが気になってしまう、というのもあると思う。
一歩引いてみれば、こんなことで悩む暇があるなんて、なんて自分は幸せなんだろって見方もあるかもしれない。
そういうのって、一人で悩んでいると気づかないんだけど、
自分より明らかに深刻な問題に直面している人を見たりすると
自分の問題が些細なことに気づいたり。
悩んでる時間って
出口が見えなくて不安だったりするけど
自分と真剣に向き合う
大切な時間だと思います。
悩むことが許されるなら
存分に悩んで悩み通して、
そして決断した先には
きっともっと強い自分が待っている気がします。
だから、時々悩むのも、悪くないのかな。
Thursday, August 30, 2012
薬学生・薬剤師が海外で働く、国際キャリアを積むには その2
自分が学生だった頃
今よりもっと無知で
薬学部で学ぶ目的
その先に何があるのか
全然見えず
日本で薬剤師として働くことに魅力を感じず
とにかく広い世界に飛び出したかった(様々な経験を経て今は違う考えですが)
だから、薬剤師として国際的に活躍されている人を探そうと
色んな所に出かけて
色んな人に話を聞いて
何人かには会えたけど
何人かにしか会えなくて
誰に相談していいのか
何を目指せばいいのか
何年も悩んでいました。
だから私は
自分で自分の道を切り開こう、と。
そして、後に続く人のために、
情報を発信していこう、と心に決めたのでした。
おかげさまで
講演活動やMIL (http://emil-jp.com/user_page_pdf_list.html)をはじめとするその他薬学系の雑誌での執筆、Twitter, Facebook, そしてこのブログを通して、多くの同じ志を持つ仲間に出会うことができました。
ブログを書き始めて6年になりますがその中でも最もアクセスを頂いている投稿の一つがこちらです。↓
薬学生・薬剤師が海外で働く、国際キャリアを積むには
この記事を見て、進路に悩む薬学生が連絡してきてくれると、書いていてよかったなぁ、と心から嬉しくなります。
上記の記事は、すでにある程度やりたいことや目指すものが明確になっている人向けの記事ですが、もっと前の段階での相談も受けます。
「何からはじめたら良いのかわからない」
とか
「国際的な仕事がしたいけどどんな働き方があるの?」
などです。
なので、今回は続編として、特に国際保健系の情報収集にフォーカスして参考になりそうなリソースを紹介したいと思います。
<何から始めたらいいのか>
STEP1: 情報収集をしましょう。本を読んだり、メーリングリストやTwitter, Facebookなどで情報を集めることができます。
STEP2: 情報源から興味のあるセミナーやイベントに参加して、実際に活動をしている人の話を聞いたり、同じような志を持つ仲間を見つけよう。
☆参考書籍:
1.国際保健医療学 国際保健医療学会編集
2.世界と恋するおしごと- 国際協力のトビラ 山本敏晴 著
☆参考URL:
1.国際保健医療学会学生部会メーリングリスト
http://www.jaih-s.net/modules/tinyd/index.php?id=12
Twitter: https://twitter.com/intent/user?screen_name=jaih_s
2.国際協力NGOセンター http://www.janic.org/
国際協力に関する情報発信を行っています。Twtter, Facebook, メーリングリストもあります。
3.国際保健NGO SHARE http://nposhare.sakura.ne.jp/share/join/event/
国際保健に関する活動をしているNGOです。
<国際的な仕事がしたいけど、どんな働き方があるか>
医療系のバックグラウンドを持ち、国際保健分野で活躍することを目指すかたが必要な知識・スキル・人脈を獲得し、ステップアップする手段の一つとしてMaster of Public Health (MPH)の取得があります。日本でも長崎大学がMPHのコースを開講していたり、アジアですとタイのマヒドンが有名ですが、日本やアジアを基盤としていくなら、それも有効な選択の一つですし、そうでなければ一般的に欧米に優れたコースが多くあるように思います。
☆MPH(Master of Public Health)留学関係参考URL
http://square.umin.ac.jp/kj/mph/body.html
http://www.gradschool.jp/blog3/6_/mph/
http://ameblo.jp/drcityangel/
☆大学院で国際保健や公衆衛生(MPH)を学んだ後の進路の例
国際機関や政府またはNGOの専門家、民間のコンサルなどが多いように思います。
http://www.geocities.jp/yohkocco0407/int_coop.html
http://www.tm.nagasaki-u.ac.jp/mph/entrance/sinro.html
参考になれば幸いです。
進路に関する相談、随時受け付けております。
ページ右下のメールフォームに直接入力をしてご連絡ください。
Tuesday, August 21, 2012
いじめられている君へ
毎日を生きることが
ただただ辛くて
生きている意味ないと思うかもしれない
自分が消えてしまった方が楽だって
そんな風に思っているかもしれない。
私は医療に関する仕事をしています。
人の命を守る仕事です。
医療の仕事をする上で
大切なことはたくさんあります。
その中で最も大切なことの一つが、
患者さんや家族の方々の気持ちに寄り添うことです。
病気やケガ、障がいを抱えている人は
身体がしんどい
でもそれだけでなくて、
心がしんどい人もたくさんいます。
この病気は治るのかな。
私、しんじゃうのかな。
仕事は続けられるのかな。
治療費は払えるかな。
病気だって周りの人に知られたら、煙たがられるかもしれない。
悲しみや苦しみ、不安
その内容や程度は人それぞれ。
本人にしかわからないことが多いから、
それが更にその人を大変にさせるんだと思います。
どんなに頭が良くても
どんなに技術が優れていても
人の痛みをわからない医療者は
本当の意味で人を助けられないと
私は思っています。
あなたのように、辛い、苦しい思いをした人にしか
できないことがあります
それは
同じように苦しんでいる人を助けること
人の痛みを理解することは
とても難しいです。
みんな違う人間だから
完全に理解することは
たぶん無理なのかも。
でも
辛い人、苦しい人に
ただ寄り添うことはできるし、
少しでもわかろうと
努力する気持ちは伝わります
いまはとにかく辛くて
この世の終わりだと思うかもしれないけれど
あきらめないで、信じてほしい。
あなたが辛く、悲しいとき、あなたの心に寄り添いたいと思う人が必ずいます
そして、
あなたにしかできないこと
あなたにしか救えない人がいます
だからどうか
生き抜いてほしい
ただただ辛くて
生きている意味ないと思うかもしれない
自分が消えてしまった方が楽だって
そんな風に思っているかもしれない。
私は医療に関する仕事をしています。
人の命を守る仕事です。
医療の仕事をする上で
大切なことはたくさんあります。
その中で最も大切なことの一つが、
患者さんや家族の方々の気持ちに寄り添うことです。
病気やケガ、障がいを抱えている人は
身体がしんどい
でもそれだけでなくて、
心がしんどい人もたくさんいます。
この病気は治るのかな。
私、しんじゃうのかな。
仕事は続けられるのかな。
治療費は払えるかな。
病気だって周りの人に知られたら、煙たがられるかもしれない。
悲しみや苦しみ、不安
その内容や程度は人それぞれ。
本人にしかわからないことが多いから、
それが更にその人を大変にさせるんだと思います。
どんなに頭が良くても
どんなに技術が優れていても
人の痛みをわからない医療者は
本当の意味で人を助けられないと
私は思っています。
あなたのように、辛い、苦しい思いをした人にしか
できないことがあります
それは
同じように苦しんでいる人を助けること
人の痛みを理解することは
とても難しいです。
みんな違う人間だから
完全に理解することは
たぶん無理なのかも。
でも
辛い人、苦しい人に
ただ寄り添うことはできるし、
少しでもわかろうと
努力する気持ちは伝わります
いまはとにかく辛くて
この世の終わりだと思うかもしれないけれど
あきらめないで、信じてほしい。
あなたが辛く、悲しいとき、あなたの心に寄り添いたいと思う人が必ずいます
そして、
あなたにしかできないこと
あなたにしか救えない人がいます
だからどうか
生き抜いてほしい
Tuesday, May 01, 2012
教育の最大の課題
久々の投稿です。
2月にフィリピンに渡航してから、研究の方がバタバタしていて、なかなか落ち着いてモノを書く時間がとれませんでした。
反省。
さて、
尾藤誠司先生の「ヒポクラテスによろしく」
接遇技術とコミュニケーション、その似て非なるもの
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_151810_244087_5
2月にフィリピンに渡航してから、研究の方がバタバタしていて、なかなか落ち着いてモノを書く時間がとれませんでした。
反省。
さて、
尾藤誠司先生の「ヒポクラテスによろしく」
接遇技術とコミュニケーション、その似て非なるもの
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_151810_244087_5
を読みました。
技術がある=うまくできるわけではない
という論理は非常によくわかります。
でも、うまくやるためには技術は欠かせないもの。
これもよくわかります。
国際的な舞台でよく目にするのが、
語学が堪能だけど、コミュニケーションがうまくとれない日本人。
多くの人は、語学というスキルがあれば、簡単に海外の人とコミュニケーションがとれると
往々に勘違いしています。
しかし、語学にしても、接遇技術にしても、すべてはコミュニケーションを円滑にするための
補強的要素でしかないのです。
相手のことを思いやるマインドが根底になければ、どんなにスキルがあってもうまくいきません。
また、マインドさえあれば、技術はあとから着いてくることが多いです。
じゃぁそのマインドはどうやったら育つのか?
それは教育の最大の課題かもしれません。
Wednesday, January 11, 2012
イノベーションを起こす人々との出会い in 神戸
週末、神戸ICT医療イノベーションフォーラムに参加してきました。
「ICT」と聞くと、システムやデバイス、その他情報技術の専門用語が飛び交うような難しい話ばかりかなーなんて思って参加しました。
ところが!
それは誤解でした。
このフォーラムを主催している、チーム医療3.0 の先生方は、現場で患者と向き合い、
日本の医療が抱える問題を真摯に見つめ、そこから課題の本質を見極め、その解決を助ける一つの効果的な手段として、ICTの技術を導入、活用、改善しているということがわかりました。
チーム医療3.0の先生方は明確なビジョンを持っています。
そしてそれに向けて確実にやるべきことを実行している。
そして、革新的な技術、取り組みを自分のために使うのでなく、
広く多くの人の利益になるように、広める前提で進めている
「オープンイノベーション」
本気でイノベーションを起こす人とはこう言う人たちのことを言うのだと思いました。
演者の一人の医師が
「経験を積めば、手術に対する不安がなくなるわけではない。PHSがなるたびに動悸がする」
と言ったのは印象的だった。
どんなに優秀な医療者でも
一人では患者を救えない。
また、このフォーラムを主催してくださった、神戸大の杉本真樹先生がおっしゃった
「医療の安全は医療者の安心から生まれる」
という言葉に非常に共感した。
ICT技術の医療現場への導入は、医療において最も重要な
「情報共有」=「シェア」
をしやすくする。
今回のフォーラムでも何度もこの言葉を聞いた。
一刻をあらそう救急医療においても、
在宅医療での医療者間の協力においても
患者さんとのコミュニケーションにおいても
医療者教育においても。
ただ、現状を振り返ってみると
日本の医療機関のほとんどを占めている、中小規模の病院には、
まだ電子カルテすら導入されていないところが沢山ある。
環境も、知識も技術も
ある人・所とない人・所で大きなギャップを感じる
このままだと、その差は広がる一方なのか。
やはり、国や地方自治体の支援と標準化が必要ではないか。
ガー・レイノルズ氏のプレゼンセミナーや、薬局3.0の狭間先生をはじめ、一人一人の演者の先生方の話からも、多くのことを学びましたが、ここには書ききれないので、別途報告したいと思います。また、未来の医療を共に作る、学生との出会いもあり、充実した一日でした。
最後に、
「我々医療者は、病院で人々が病気になるのを待っていてはいけない」
と言う杉本先生の言葉が心に残りました。
私も自分のやるべきことを
一つずつ、実行していく元気と活力を頂きました。
ありがとうございました。
「ICT」と聞くと、システムやデバイス、その他情報技術の専門用語が飛び交うような難しい話ばかりかなーなんて思って参加しました。
ところが!
それは誤解でした。
このフォーラムを主催している、チーム医療3.0 の先生方は、現場で患者と向き合い、
日本の医療が抱える問題を真摯に見つめ、そこから課題の本質を見極め、その解決を助ける一つの効果的な手段として、ICTの技術を導入、活用、改善しているということがわかりました。
チーム医療3.0の先生方は明確なビジョンを持っています。
そしてそれに向けて確実にやるべきことを実行している。
そして、革新的な技術、取り組みを自分のために使うのでなく、
広く多くの人の利益になるように、広める前提で進めている
「オープンイノベーション」
本気でイノベーションを起こす人とはこう言う人たちのことを言うのだと思いました。
演者の一人の医師が
「経験を積めば、手術に対する不安がなくなるわけではない。PHSがなるたびに動悸がする」
と言ったのは印象的だった。
どんなに優秀な医療者でも
一人では患者を救えない。
また、このフォーラムを主催してくださった、神戸大の杉本真樹先生がおっしゃった
「医療の安全は医療者の安心から生まれる」
という言葉に非常に共感した。
ICT技術の医療現場への導入は、医療において最も重要な
「情報共有」=「シェア」
をしやすくする。
今回のフォーラムでも何度もこの言葉を聞いた。
一刻をあらそう救急医療においても、
在宅医療での医療者間の協力においても
患者さんとのコミュニケーションにおいても
医療者教育においても。
ただ、現状を振り返ってみると
日本の医療機関のほとんどを占めている、中小規模の病院には、
まだ電子カルテすら導入されていないところが沢山ある。
環境も、知識も技術も
ある人・所とない人・所で大きなギャップを感じる
このままだと、その差は広がる一方なのか。
やはり、国や地方自治体の支援と標準化が必要ではないか。
ガー・レイノルズ氏のプレゼンセミナーや、薬局3.0の狭間先生をはじめ、一人一人の演者の先生方の話からも、多くのことを学びましたが、ここには書ききれないので、別途報告したいと思います。また、未来の医療を共に作る、学生との出会いもあり、充実した一日でした。
最後に、
「我々医療者は、病院で人々が病気になるのを待っていてはいけない」
と言う杉本先生の言葉が心に残りました。
私も自分のやるべきことを
一つずつ、実行していく元気と活力を頂きました。
ありがとうございました。
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