Friday, December 26, 2008

ガーナ的休日





早いもので、ガーナへ来て3ヶ月が経ちました。

現地の人や、同期、JICAの皆さんに助けられつつ、ここまで大きな病気もなく、無事過ごしています。

昨日はクリスマスで、カウンターパートが、現地食を作ってご馳走してくれました。

年の瀬ですが、ガーナでは、1月1日以外、普通に仕事です。私の周りの人たちは、皆とてもまじめで働き者です。

こないだ、郡のピアエデュケーター達と、アクラへ研修へ行った帰りに海に寄ってきました。


明後日、大統領選挙の決戦投票のため、ここのところ、外出があまりできないので、残念です。
来年は、活動を軌道に乗せつつ、ガーナのいろんなところへもいきたいなーと思います。

皆様、本年もお世話になりました。よいお年を!!

Happy holidays and best wishes for the new year 2009!

Wednesday, December 10, 2008

World AIDS Day Report




12月1日は世界エイズデーでした。

私の所属するアスオジャマン郡保健局では、無料HIV検査&カウンセリングのキャンペーンを3日間行いました。

この企画は、郡保健局、郡役所、PPAG(ガーナ家族計画協会、NGO)とJOCVの協働で行われました。

1日目は、村でHIVに関するフィルムショーを開催しました。
電気のない村だったので、映像に対する関心は高く、100人以上の村人が集まりました。
村は、EWE語のコミュニティで、教育を受けていない人も多く、フィルムは英語だったので、ボランティアに協力してもらい、同時通訳をしました。
フィルムショーの際に、HIV検査の重要さを強調し、最後に、次の日に、無料検査を開催することを告知しました。

2日目は朝9時頃から、A村に簡易検査所を設け、検査を開始しました。
前日の、イベントの効果もあり、すでに検査所前には行列ができていました。
検査のために並ぶ人は朝から夕方まで絶えることがなかったのですが、
残念ながら、キャンペーン全体を通して検査キットを90しか用意できなかったため、この日は65人検査したところで、検査を中断せざるを得ませんでした。
この日は1名要追加確認検査が見られました。

A村での検査が終わったあと、Nコミュニティに向かい、次の日に無料検査&カウンセリングがあることをアナウンスしました。
最終日は、2日目ほど人々の関心は高くなかったものの、用意した全てのキットを使い切り、昼頃にプログラムは終了しました。
この日も要追加確認検査が1件ありました。
これらの要追加確認クライアントに関しては、保健局が今後のフォローアップ、サポートをしていきます。

今回のキャンペーンは、郡役所、保健局、NGO,JOCVが協力し、実行できたよいプログラムだったと思います。
検査に協力してくれた医療スタッフはとても熱心で、検査・カウンセリングを丁寧に行うだけでなく、人々が並んでいることを気にし、休みもとらず、一日中働いてくれました。
反省点としては彼らに対する負担が大きすぎたことだと思います。

また、十分な検査キットが準備できなかったことは非常に残念でした。

予想以上の関心の高さから、人々を、長時間待たせてしまったこともありました。逆にこの時間を使って、別のサービスや教育の機会として活かすことも次回以降考慮すべき点だと思います。

そして何より、プライバシーの保護が、環境的にも人々の意識としても難しいことを感じました。
検査に並ぶ人は用意に周りから見えてしまうし、カウンセリングの様子を見たり、聞いたりもしようと思えばできる状況で、この状況では、本当にターゲットとすべき対象は、来たくても来れないだろうと思いました。

In order to celebrate the World AIDS Day, we have successfully organised a mobile CT campaign. We provided free CT services in two communities. This campaign was collaboration event amongst the Asuogyaman District Assembly, PPAG, Asuogyaman Health Administration and JOCVs.

On the first day, we went to a community named A around 6:00pm. We set up the screen and all of the electricity and P.A. systems. Then a film show was started. The film was in English, however it was the Ewe speaking community and most people seems not to understand English very well. So for the better understanding, a community volunteer and the driver helped to interpreter the film story. And also we emphasized the importance of HIV testing and counselling. More than 100 people came to watch the film. At the end of the show, we announced that we were going to organise free CT programme on the next day.

On the second day, we started the CT programme around 9:00am. Because of the film show on the day before, people were keen to take a test and already started to queue up for the CT at that time. Unfortunately, we only had 90 kits for 2 days, so we had to stop after testing 65 clients, though there were still clients waiting in queue. We had one reactive result on that day.

After finishing the CT programme in Abome, we went to N community to make announcements about the free CT campaign on the next day. A community nurse and HAPE project management committee member helped us to make announcements around the community.

On the third day, we organised free CT service in N Clinic.
The interest of people in the community was slightly lower than the day before, but we finished all the kits that we prepared and ended the programme around noon. We had one reactive result on this day as well.
All of these clients who had reactive result were informed to confirm their result at the hospital. And the nurses will work on to follow up support for them.

Success story:
 Good collaboration amongst District Assembly, District Health Administration, PPAG, Communities and JOCVs.
-District Assembly mainly planned this programme and also supported the programme financially.
-District Health Administration provided the kits for free and also provided human resources.
-PPAG also mainly took part of planning and implementing the programme.
-People in the community helped to make announcements and to run the programme smoothly.
-JOCVs applied financial support from JICA and also helped the implementation of the programme.
 The nurses who were in charge of HIV testing and counselling were really hard working, and they counselled the clients very kindly.

Challenges and way forward
 The tasks on the one nurse looked like too much. They have never been able to take some rest since there were long queue and always busy.
 Shortage of the test kits.
 Lack of confidentiality.
 Counselling procedure could be improved.
 Waiting time was sometime too long.
 Waiting time can be used for education or health service.
 Earlier planning would be better in terms of preparing kits and everything to meet the needs.

Friday, October 24, 2008

meeting with the vice president


副大統領に会ってきましたー

Twi語で挨拶をし、日本語とTwi語の歌を歌ってきました。

気さくで優しい方でした。

ガーナテレビと新聞にも取り上げられ、

ガーナ国がJOCVを評価・歓迎してくれていることを感じました。

とても貴重な体験でした。

Sunday, October 19, 2008

Enjoying Ghana Life!



 2週間任地へ行って、現地語訓練とホームステイプログラムを行ってきました!


ガーナの人は、こどもも大人もよく働きます。

朝5時くらいから家の掃除・洗濯・料理など、とにかくよく動きます。

市場にものを売りにくるこどももいます。






ガーナの食べ物はホントにおいしいです。

写真はプランテインとキャッサバをついて作るFUFUというおモチのような食べ物です。










私も家族と一緒につきました。
辛いスープと一緒に食べます。


赴任先の郡保健局へも行って、ポリオワクチンの予防接種キャンペーンの手伝いなどをしてきました。

幼稚園で集団接種をしたり、




コミュニティを回って、行ったり、

家を回ってモニタリングをしたりしてきました。

こどもはよく動くし嫌がる子もいて、思ったより難しいこともありましたが、

こどもたちが元気に過ごすために力になれたなら幸いだと思います。



ガーナの人たちはとってもおしゃれです。

きれいな色の布を買って、みんな自分用にドレスやシャツを仕立ててきています。


Tシャツやジーパンにも必ずアイロンをかけてきています。

美容院にも週に何度も通って髪を整えています。



毎日いろんな出会いや発見があり、たのしく過ごしています。人も親切で、フレンドリーです。
町を歩いていると必ず、「オブロニ(白い人)!」と声をかけられ、「元気か?」と聞かれるので、「元気だよ」と応えています。

まだまだ落ち着かない日々が続いていますが、これから自分に何ができるのか、ゆっくり見極めていきたいと思います。


Thursday, September 25, 2008

Arrive and Alive in Ghana!!



with these big laggage,
この大きな荷物と共に・・・(これでもかなりへらしたけど)

We left Japan on the 22nd of September 2008
9月22日に日本を旅立ちました。

Thanks for everyone who came to the airport to see off me and thanks for friends who send me warm messages.

そして、あたたかいメッセージを送ってくれたみなさんありがとうございました。



Finally we ariived in Accra, Ghana!!
そして、ついにガーナへ到着しました!!



this is the view from my temporary place to stay...
仮住まいの窓から見える景色です・・・。




This is JICA Office which I go everyday this week!!
これが現在毎日通っているJICAオフィスです。



when I walked on the street, this lady taught us some local languages and we became friends.
she got really nice smile and this is what I exactly would like to see !!!
道を歩いているときに、友達になったお母さんです。
現地語を教えてくれました。
とっても素敵な笑顔でした。

今日から2年間、ガーナでの一日一日を大切に過ごして生きたいです。

Friday, September 12, 2008

昇格☆



昨日をもちまして、JICA二本松訓練所での訓練を無事修了し、候補生から正式に協力隊隊員となりました!!

訓練所では毎日語学の勉強を中心に、国際協力について学び、考えました。

素敵な仲間に恵まれ、充実した楽しい日々を過ごすことができました。

共に過ごした、169人がアジア・中東・アフリカの27カ国に派遣されます。なんか不思議な気分です。

ここで出会った仲間は一生の宝です。

そして、悲しむ暇もなく、さまざまな手続きや表敬訪問を今日からこなし、

22日に旅立ちます。

私を支えてくれている、家族、友達、先生、みなさま本当にありがとうございます!!!


Sunday, August 31, 2008

When in Roma, do as the Romans do.

訓練生活も残すところいよいよ約10日間となりました・・・・

時間の過ぎる早さに驚いています。それだけ毎日が充実しているということだと思います。
素晴らしい仲間にも恵まれ、楽しく過ごしているだけに、彼らともうすぐで離れることになると思うと、
とてもさびしいです。

昨日、交流会があり、任国の人々とお話をすることができました。

彼らは、ガーナ伝統の衣装を身にまとい、やってきました。

ガーナは伝統的に葬式を重んじるという文化についてや、
ガーナの気候について、
食べ物について
時間の感覚について

などいろいろなお話を聞くことができました。

彼らの話によると、気候や食べ物、そして時間の感覚に関して、
我々がガーナに適応するより、ガーナの人が日本に適応するほうがより難しいという印象を受けました。

特に時間に関しては、アフリカンタイムでは、10時に待ち合わせね!といっても13時くらいに集まるのはごくごく普通であったり、
バスは満員にならなければ元がとれないので発車しないとか、

そういったのが当たり前の人々が日本で生活するのはさぞ窮屈かと予想されます。

しかしながら、我々が向こうに行って、苦労すると予想されるのは同様に、
期日までにことが進まないであるとか、決まったことがなかなか果たされないとか、
そういったことであるかと思われます。

郷に入れば郷に従え
When in Roma, do as the Romans do.

でも、もっと大変かも?と予想されるのは、自分がガーナになれて、日本に帰ってきたときかも・・・と思います^-^

Saturday, August 23, 2008

こどもから





いよいよ訓練も終盤に入ってきました。

本当に時間の流れが早くて驚いています。

先日、鶏の解体をしました。

衝撃的な体験でしたが、

やってよかったです。

鶏さん、

動物さん、

解体作業をしてくれている人、

料理をしてくれている人

みんなに感謝感謝です。

そして、木曜日は、第2回目の所外活動で幼稚園に行ってきました。

こどもはやっぱりかわいいです。

こどもから学ぶことは本当にたくさんあります。

私が思っている以上に彼らはいろんなことができて、

たくさん驚かされました。

折り紙が上手な子もいれば、

お箸セットを忘れた子に、やさしく自分のを貸してあげる子もいれば

みんなそれぞれ

いろんな可能性を秘めていることを感じました。

ガーナへ行っても、

自分の中での思い込みや先入観があることをちゃんと認識したうえで、

彼らの可能性をつぶすようなことだけはしたくないと思います。

また、

こどものちょっとしたしぐさや甘え方で、

その背景にある、家庭の問題を見抜く

幼稚園の先生も、

プロだなーと思いました。

私も、相手の表情やしぐさから、

その人の気持ちを察することのできるよう、努めていきたいと思います。

最後に、一緒に遊んでくれた子供たちと、

この機会を提供してくださった、NTCスタッフの皆様、
そして幼稚園の皆様、ありがとうございました。

Sunday, August 10, 2008

エイズ文化フォーラム


東京は暑い!!!

先週の日曜、とんぼ返りで横浜に行ってきました!エイズ文化フォーラムに参加するためです☆

長年HIV/AIDSや性教育に携わってこられて、「コンドームの達人」と呼ばれている、
岩室先生http://homepage2.nifty.com/iwamuro/の本を呼んでからずーっとお話を聞いてみたくて、今回初めて直接お話を聞くことができて感激しました。

HIVや性の問題を切り口に、「生きる力を育む」活動をされているということがよくわかりました。
また、HIV/AIDSや青少年の問題は、心の問題であり、コミュニケーションの問題でもあるということを学びました。

STIをいかに生活習慣病として捉えられるか。

また、多様な考え、多様なアプローチがあって当たり前で、

その人にしか言えないこと、

その人にしかできない教育がある

伝えることの大切さ、

伝えることの難しさ

伝えるための努力

いろんなことを学びました。

HIV/AIDS

この問題を突き詰めていくと

結局は人間の本質や社会のありかた

そこにたどり着く気がします。

それらを見据えて、

大きな視点から、現場での活動まで地道に積み重ねておられる先生を

尊敬します。


そして、もう一人、

夜回り先生こと水谷修先生のお話も聞くことができました。

薬物、リストカット、夜の街

若者を取り巻く環境

依存症という病

その背後にある闇

先進国が引き換えと代償になくしてしまった大切なもの

そして手に入れた心の病

先生が取り組まれてきたことは、

オトナたちが見てみぬふりをしてきてしまった問題

ストレス社会での負の連鎖

心と身体が分離し、

ツールばかり発達し、実体の伴わないコミュニケーション

インターネット、ケイタイ

人は夜、不安になる

感情的になる

だから

体をいっぱい疲れさせてあげよう

だから夜にケンカしたくなっても、床について朝を迎えてからまた考えてみよう

温かい言葉、美しいことばを大切な家族や友達にかけよう


薬剤師は子供にクスリのリスクを伝えよう。
お母さん、お父さんを通して、薬の相談にのろう。


おばあちゃん、おじいちゃん、

孫に電話しよう。

とても簡単なことで

少しずつ、きっと世界は変えられる

そう信じさせてくれる

講演でした

Thursday, July 31, 2008

こども



昨日は所外活動で幼稚園に行ってきました!

山の中の公園でおにごっこやアスレチックで遊んだり、畑に野菜を取りにいったり、お絵かきやぬりえをしたりして遊びました。

こどもたちがいろんなことを教えてくれました。

「せみはメスしかなかないんだよ。」

「ミミズは土をよくするから殺してはダメ」

トンボをつかまえた子と、虫かごをかしてくれない子がケンカをはじめて、理由を聞いてみると、
「トンボの絵を描きたい。みんなにも見せたい」 「トンボは自然のものだから返さないとダメ!」

結局、話し合ってトンボをおうちに帰してあげることにしたようです。

こどもは賢い!いろんなことを感じ、考え日々成長しているのですね☆

ご飯を食べるとき、「お父さん、お母さん、お百姓さんありがとう」という言葉にジーンときました。

こどもから学ぶことはたくさんありますね。



Kindergarten

It was out door activity day today.

I went to kindergarten and played with kids who were between 3years old and 5years old.

Children taught me many things. For example, only female cicada can shrill and male cannot, or earthworm is good for soil and so on.

When a boy caught a dragonfly, the boy and another boy started arguing.

The boy who caught a dragonfly wanted to keep it in a box to show it to friends and also to draw a picture of it. But another boy took the box up from him.

First, I thought he just acted mean to him.

Then I asked him why he didn’t want to pass the box to the friend.

Then he said that because dragon flies are nature living and it is not good to keep it for long time, so we should relieve it and let it go back home.

Then the boy who caught a dragonfly relieved the dragonfly.

We have a lot of things to learn from kids!

Saturday, July 26, 2008

LONG DAY


昨日は、3つプレゼンを抱えていました。

朝、昼、夜・・・


夜は、エイズ対策隊員による自主講座を開催しました。

当初、20人くらいくればいいほうかなーと考えていたら、

ふたを開けてみると、40人以上の参加者があり、急遽会場を大きな講堂へ変更しました。


みんな積極的にワークに参加したり、質問してくれたり、

エイズ対策・関連隊員も、全員集まって、協力してくれて

無事終了することができました!!

みなさん、本当にありがとうございました☆

Sunday, July 20, 2008

安達太良山





「明日ねー山登りに行くんだー。」と友達に言ったら、

「おまえ、もう山の中にいるじゃん!」って笑われました。

確かに訓練所は山の中なのですが・・・

さらに上があるのです。

その名は「安達太良山」

今日は日差しも強すぎず、天候に恵まれ、

でも少し日焼けしたけど、

楽しい登山でした。

帰りに温泉に寄って、

硫黄くさくなって帰って来ました(笑)

Friday, July 18, 2008

34歳

眠いです・・・

今日は任意の体力テストがありました。

柔軟性ではトップでしたが・・・

体力年齢は10歳ほど実年齢を上回っていました・・・!(・◇・)!


明日からますます体力づくりに励もうと思います・・・!

おやすみなさい☆

Thursday, July 17, 2008

卒啄同時

「JICAボランティア事業(青年海外協力隊、シニア海外ボランティ)は、日本を変える事業なのです。」


今日、講演に来てくださった、JICAの協力隊事務局の大塚局長の印象的なお言葉です。

私が、協力隊を志した理由に非常に近いものを感じ、共感が持てました。

協力隊の行う活動は、

地道で目立たないものがほとんどかもしれないけれど、

先進国が発展の過程で失ってしまった大切なもの

日本の人々がそれを認識し、

真の豊かさに気づき、

途上国から本気で学ぶ姿勢を持ったら、

本当に日本も世界も変わっていくだろうと思いました。

Tuesday, July 15, 2008

予防接種

今日の午後はドキドキしていました。

なぜなら、第一回目の狂犬病の予防接種の日だったからです。

同じ班の看護師さんに、

「痛いよー筋注だから!!!」

と聞いていたので、

かなり憂鬱でした。


まずは、狂犬病についてのビデオを見て、狂犬病について勉強してから、

国ごとに接種しました。

順番が来て、緊張して肩を出して待っていたら、

「アレ?」


全然痛くない!

痛かった人も痛みたいだけど、

私は全然痛くありませんでした。

ひとまずよかったよかった。

毎週、予防接種の嵐です。

予防接種で防げる・軽減できるのならば、

これはほんとにありがたいことです。

まずは、自分が健康でなきゃ、何もできないですからね!

これから訓練所の生活もますます忙しくなりそうですが、

健康に気をつけて、元気に生活していきたいと思います^^

Monday, July 14, 2008

出発日

9月22日にガーナへ発つことがきまりました!

それまでに皆様にお会いできれば嬉しいです!!


Sunday, July 13, 2008



今日は久しぶりの休み、そして晴天です!! (^O^)/

英語の先生に、

「日曜は何する予定なの?」 と聞かれ、

「ちょっと山を下って、買い物にでも行こうかと思う」といったら、

「AHAHAHAHA!ちょっと山を下ったって、買い物するとこなんて、どこもないじゃーん」
と笑われました・・・。

まぁ、その通りなんだけど、25分ほど下った温泉街にはお土産やとコンビニがあるので・・・
友達と、ぶらりと散歩がてら行ってこようかと思います!


訓練開始にあたり、目標を設定しなければならないので、今朝考えていました。

「目標」とかいうと、IPSFでプロジェクトマネジメントをしてたときのこととかを思い出し、
目標設定は、

SMART (Specific, Measurable, Achievable, Realistic, and Time-based)
原則だったなぁ・・・なんて、思いながら考えてみました。

まぁ基本的には、「よく笑い、よく食べ、よく寝る」を基本にストレスマネージメントをして、

あとは、実践的な英語を身につけること。

HIV/AIDSについて、候補者の人に伝えることで自分自身の理解を深めること。

アフリカやガーナについてもっと勉強すること。

そして、JOCVとしての自覚をもって、

時間を有効に使って行きたいなーと思います。

ただ、提出する目標シートには、

「よく笑い、よく食べ・・・」とはそのままかけないので、もうちょっとちゃんとした言葉で表現しなければ・・・と思うのですが^^

それでは、お散歩に行ってきます★☆

Friday, July 11, 2008

感謝と決意

予定表によると・・・今日から語学レッスン開始とのこと。


英語以外の言語は、既に授業が開始していて、宿題が出ているクラスもあるようで、これからハードな日々が始まることを予感させます^^

英語クラスでは、簡単なオーラルテストがありました。

担当の先生に、

「昨日の文法の試験はあまりできなかったけど、結構しゃべれるんじゃーん!」と言われ、

「はい。その通り!」と、今まで英語をまともに勉強してこなかったことを見透かされ(笑)

勢いとノリで、乗り切りました。

なので、この訓練所では、Reading, Writing, そしてGrammarを中心に学習して、
卒業する頃には、容易に書類を扱えるようにしたい!と思います☆★☆★


語学講師の自己紹介は、英語・仏語・Arabic、タイ語、中国語、スワヒリ語などなど、それぞれの言語で行われ、言語オタク?の私としては、とてもエキサイティングなひと時でした。


午後はコミュニケーションに関する講座がありました。

OVスタッフの方のお話では、バヌアツ共和国では、コミュニケーションの方法の一つに、
眉を上にあげて「YES」という意思表示をする習慣があるということを聞き、興味深かったです。

グループディスカッションで、日本から持っていくと重宝しそうなものについて話し合い、
私のグループでは、

「5円玉」という意見がでました。

穴が開いているコインというのは世界でも珍しいそうで、ネックレスにしたり、喜ばれるそうです。
それから、「ご縁があるように」という意味もかけて、なおいいということでした。

他の班では、「情熱」とか、「笑顔」とか、
ものだけにとらわれず、概念や気持ちの部分まで話が及んだようで、
自分の思考の狭さを感じました。

訓練所には、総勢171名が合同で訓練を行っていますが、


20代の方から60代の方、

公務員出身の方や、

ウェディング関係のお仕事をされていた方など、

本当にいろいろなバックグラウンドをお持ちの方がいて、

刺激になり、

日々、勉強になります。

とても、恵まれた環境で、素晴らしい仲間とともに勉強できることに

心から感謝しています。

この気持ちを忘れずに、

1日1日を大切に、

そして出会いを大切に、

65日間、乗り切って行きたいと思います。

Thursday, July 10, 2008

山ごもり開始☆



昨日、

東京から約3時間、電車を乗り継ぎ、

福島県の二本松にきました!


二本松駅には、「ようこそ青年海外協力隊」の横断幕に地元の地球市民の会のみなさまに暖かく歓迎していただきました。

駅前には、コンビニが一つほどありました・・・

駅からバスに揺られること約30分。

山奥にそびえたつ、モダンな建築が!!

訓練所は、想像していたよりもキレイで、素敵な施設でした。
国立公園の中にあるので、そのような作りになっているそうです。

部屋も思ったより広く、

涼しいし、眺めもよいです^^

昨日、入所式を済ませ、

今日はオリエンテーションと、語学などのテストでした。

毎朝、朝礼でラジオ体操をするのですが、朝は特に空気がおいしいので、
明日は、少し早起きして辺りを散歩してみようと思います。


しばらく、家族や友人に会えないのはさびしいけれど、

65日間の訓練が無事に終了できるよう、よく学び、よく食べ、よく笑い、よく休んで、
充実した生活にしたいと思います。

Tuesday, July 08, 2008

NEWホームページ

ホームページ新しく開設しました!

まだ、未完成の部分もありますが・・・

http://www.geocities.jp/yohkocco0407/

よかったらご覧ください☆

感想・コメントお待ちしてます^^


Thursday, July 03, 2008

ブンブブン!!


昨日は、お日柄もよく、天候にも恵まれ・・・

埼玉の桶川に行ってきました!

JOCVの二輪訓練でした!!

とにかく一日中、オフロードバイクを運転しました。

何のためかというと、もちろん、アフリカの大地を疾走?するためです。

向こうは交通規則も違うし、違うというか、あってないようなものというか。

道ももちろん整備されていないし。

とにかくみずたまりには注意!どのくらい深いかわからないし、中にガラスとか、何が落ちてるかわからないから・・・と、とにかく日本での感覚を切り替えなければならない、ということでした。

自分の身を守るのは自分しかいない!ということで、バイクの整備から、ドロ道、草原、ジグザグ走行など、汗だくになって、走ってきました。
「バランスいいから、もっとスピード出していいよ~」って言われたけど、ドロの道は滑りますなぁ・・・。
向こうの道はもっとすごいんだろうなーと思います。


でも、しまいには、歩いた方が、いろんな景色も見れるし、ガーナは公共の交通機関もあるところはあるし、バイクはそんなに必要ないんじゃない?と言われたり・・・(笑)


とにもかくにも、来週からは福島県での訓練所生活が始まります!
いっぱい勉強して、体力つけて、2ヵ月後の派遣に備えます!
よかったら二本松に遊びに来てください!温泉がありますよーというか温泉しかありませんー・・・^^



Wednesday, June 25, 2008

”HIV/AIDS”

いつも私に

たくさんの素晴らしい出会いと、気づきを与えてくれる。

人と人

社会と病

差別、偏見

人間の本質

多様性

あたたかさ、

残酷さ。

哀しみ。 よろこび。

これらはぜんぶ、

多くの人の闘いと苦しみ、

多くの人が運命に翻弄され、

無念、孤独の中で亡くなってきたという事実の上にあるということ。

決して忘れてはいけない。

そして、今ある命。

生きて

活かして、生かして

あたりまえのことを、あたりまえにできるように。

現実をよく見て、認め、許し、一歩前へ。

この出会いを大切に。

人の哀しみ、

その土地の叫び、

感じることのできる心を

いつまでも。

Tuesday, June 17, 2008

技術補完研修おわりました(^▽^)ノ♪

200865日~13日(6月10日休み)の8日間、JICA東京でエイズ対策の技術補完研修に参加してきました☆

今回の研修では、

HIV/AIDSを様々な角度から総合的に捉えるために、知識を整理する。またその知識を活かすために、行動変容について学ぶ。

異なる文化・宗教・規範のなかで限られた資源で、現地の人々とともに、最善の方法を見つけ、実行してくためにイメージングを図る。

自分を見つめなおし、活かせる長所と強化すべき弱点を見つけ、今後の学習と活動につなげる。

という目標を設定してみました。


研修内容は、エイズ対策活動を実施するうえでの基礎知識の習得、ワークショップ・実習を交えての具体的実践という感じでした。


研修を通して、以下のようなことを学びました♪

<包括的対策の重要性と注意点>

  メッセージを混在させると受け手を混乱させる。
対象は誰で、何のために何を伝えたいのか明確にする。

  予防のみ重視しすぎると、当事者の人権が侵されることがある。また、HIV感染のみを防げばよいというわけではない。評価検討をし、効果的手法による、包括的アプローチが必要である。

HIV問題の複雑性>

  HIV感染症の取り組みにおいて難しい点は、個人だけの問題として捉えられてしまいがちなことがある。
また、パートナーの協力なくしては予防ができない。そこでジェンダーなどの問題が絡んでくる。
そして、社会的に公にすることを好まれない性産業やセクシャリティの問題も深く関係している。
これらに働きかけることなくして本当の予防・ケア・サポートは成しえない。

<限られた資源の中での選択>

  途上国にはHIV/AIDS以外の問題も山積しており、現地の人々にとって、HIV/AIDSが最優先課題とは限らない。
Vulnerable
な人々にとって、将来の展望が描けず、希望もない状態ではそもそも予防や治療の意味すら見出せないこともある。高価なARVを買うより、子供たちのために安価なワクチンや抗生剤を供給すると選択することもある。
また、治療にアクセスできる人と、そうでない人がいる。その時に、誰を優先させるのか。子供なのか、妊婦なのか働き手となる若者か。HIV陽性者の母乳にはHIV感染リスクがある。しかし、粉ミルクは高価で手に入るとは限らない。手に入っても、HIV陽性だと周りの人に伝えていない場合は、HIV感染が他の人にばれて差別・偏見にさらされる恐れがある。そして何より、粉ミルクを溶かすための安全な水が手に入るとは限らない。水が原因で下痢や感染症を引き起こし、命の危険があるのなら、HIV感染の危険があっても、母乳で育てるという選択をしなければならないかもしれない。このような現実の中、眠っている資源と可能性に目を向け、できることから現地の人にとってのベストに向かってともに取り組む必要がある。

<行動変容>

  知識があれば行動に移せるわけではない。行動変容をもたらすには、現地の生活状況を理解した上で、それを尊重したプログラムが必要。また、陽性者の方々の協力不可欠である。

<支援の姿勢>

  対象地域がどのような活動を通して何を達成しようとしているか、見極める。決して、自分ひとりでやろうとしない。現地の人々が主体的にかつ継続的に取り組んでいくために、支援していく立場にあるとこを念頭において活動すること。また、慣れるにつれて「恥ずかしさ」を忘れがちだが、そのような気持ちで参加している人がいることを忘れてはいけない。相手の立場にたって考えることが大切だ。

<必要な能力>

  知識はあって当然。

  忍耐力(困難に直面してもやり過ごす)

  コミュニケーション力(語学だけでなく総合力)

  課題発見力(アンテナをはり選ぶ)

  事業形成力(創造、実行する)。

<必要な要素>

  coordination(調整), facilitation(進行), initiative(主導、先導),

  empowerment(潜在能力が発揮されるように働きかかける)

<学んだ技術>

HIV/AIDSを学習するためのワーク手法

アイスブレーキング

水の交換(HIV感染シュミレーション)

Safer sexRisk assessmentrisky behaviour

陽性者の手記ワーク

ロールプレイ、劇 など


今後の課題としては・・・

当事者から学ぶ姿勢を持ち続ける。当事者の気持ちは、そうでない者には簡単に理解できることではない、ということを忘れずに、自分にできることは何か考え、サポートしていく。

対象地域・コミュニティにおいて、広く一般に伝えていかなければならないことと、個別にケア・サポートしていかなければならない事例とを見極め、効果的にアプローチする方法を、現地の人とともに模索し、実行していく。

現地の言語、宗教、文化を学ぶ。それらを尊重した計画を立案する。

他の感染症やSTIなど、現地で問題となっている健康問題について学習し、対策を考える。

VCTのマネジメント、検査・カウンセリングに必要な技術と知識を習得する。

PMTCT(母子感染予防)の実態を把握し、対策を考える。

現地の治療環境について学ぶ

現地の経済状況と、生活支援の可能性について調べる。

現地でのJCIAの技術支援プログラムとの関連を調べ、協力体制を検討する。

派遣までNGOでの予防啓発、VCT活動に参加したり、訓練所においても継続的に学習会を開催したり、予防啓発活動を実施したりする。

と思います。

研修を通して、自分の性やHIVに対する見方を改めて認識することができました。

HIV positiveの方やSEX WORKERのお話を直接聞くことで、自分が持っていた先入観や偏見に気づきました。今まで対象を一くくりのグループとして見ていたと思います。HIV陽性であっても、そうでなくても、みなそれぞれアイデンティティを持った個人として尊重することを忘れてはいけないと思います。


また、HIV/.AIDSは予防・治療・ケア・サポートが包括的に、取り組まれるべきだと強く感じました。どれかに偏ってしまうと、弊害がでたり、平然と人権侵害行われたりする可能性もあります。また現実に差別・偏見は日本にも世界にも根強く存在していることを知りました。

我々は多文化で一様でないセクシャリティや個性が存在することを受け入れ、その上で、効果的な対策を実行する必要があると思います。

気づきや素晴らしい出会いの多い充実した8日間でした。

Friday, June 06, 2008

JOCV技術補完研修はじまる!

今週から、青年海外協力隊のエイズ対策のための研修を受けています。

HIV/AIDSの医学的な側面だけでなく、様々な対策・アプローチ、歴史や世界の現状などを、各分野の専門家でしかも現場で活躍されている方々からお話が聞けるので、とっても楽しいです。

やっぱ自分がやりたいことはこれだ!って改めて感じます。

参加者のみなさんも、おもしろくていい人たちばかりです^^

寝不足は明日の講座と免疫力に響くので、詳しくはまた後日・・・☆


Wednesday, May 28, 2008

研修Ⅱ

今日は、JHCで電話相談の研修を受けてきました!


AIDS
ボランティアにおいて、電話相談はあらゆる活動の基本であり、重要であることがわかりました!

電話相談には、たくさんのメリットがあります。

1.身体的、地理的障害を克服できる(今は携帯電話が普及しているのでなおさら)

2.クライアントが相談しやすい(特に性に関する問題など)

3.クライアントのプライバシーが保証される

4.クライアントが相談の主導権を持っている

5.危機介入が可能

今まで電話相談についてあんまり深く考えたことがなかったのですが、
深いれきしと、様々な合理性と利点があることを知り、驚きました。



初めてのロールプレイでは、どのように表現するか迷ったり、

言葉が出てくるまでに時間がかかったりしてしまいました。

知識があっても、そのつど的確に対応するには訓練と経験が必要だと感じました。
自分にできるのか不安に思ったのですが、

一人で完璧にやろうと気張る必要なく、わからないことはわからないと言ってもいいし、

ベテランさんを頼ってもいいということを知り安心しました。


今日のキモチをわすれずに、


クライアントの気持ちを

一番に考えて応対していけるように、もっと勉強していこうと思います。

Saturday, May 24, 2008

生きていることと出会いは奇跡


今日は、とってもあったかいキモチになりました。

見てください!このステキなランチを☆JHCのスタッフの方が作ってくださいました!!愛に溢れているでしょう・・・^-^(個人的にもイイことがあったけど笑)


濃い一日でした・・・

あっと言う間に時間が過ぎました。


今日はJHC(HIVと人権情報センター)東京支部でAIDSボランティアに関する研修を受けてきたのです^^

内容は・・・

1.JHCとは?
2.HIV/AIDSの基礎知識
3.日本と世界の状況
4.AIDSボランティアの役割
5.薬害エイズについて
6.セクシュアリティについて
7.陽性者の生活

についてスタッフの方や先輩ボランティアの方々のお話を聞くことができました。

医療者という立場だと、
どうしても、自分が教えてあげようとしてしまう癖があるんだけど、
まずは、相手の話を聞くこと、寄り添うことが大事なときもあるんだなぁ、と、ワークを通して感じました。

そして、血友病患者の方にしても、HIVポジティブの方にしても、セクシャルマイノリティの方にしても
当事者の方々が、何よりもの先生であり、たくさんのことを教わりました。



人生って、

人間って

命ってなんだろう

って考えました。



自分がこの世に生を受け、

今、自分が生きていること

そして、隣の人も、みんなの存在も、

その人たちと出会えることも、

奇跡だなーって、思いました。

出会いを大切にしようと、改めて感じました。




薬学部で勉強してきたものは、ほんとに一部だったなぁ。

薬や栄養のこと、もっともっと勉強したい。



いっぱい笑って、

いっぱい食べて、

楽しく活動を続けていこうと思います♪

Thursday, May 22, 2008

法政大学に行ってきました~^^

今日は、私が参加しているNPO HIVと人権情報センターの活動の一環で、法政大学の国際福祉論の授業におじゃまして、YYSP(Young for Young Sharing Programme:若者による若者のためのAIDS啓発プログラム)http://www.npo-jhc.com/act_yysp01.htmを行ってきましたー!!

HIV/AIDSの基礎知識から、感染の具体的な予防法まで、具体的な実習も交えて90分ほど行いました。

私自身は、はじめ緊張していて、ちゃんとみなさんとお話できるかなーと思っていたのですが、対象が、福祉を専攻してらっしゃる学生さんたちということもあり、みなさん、積極的に参加してくださり、他のスタッフの方々にも助けていただきながら、無事、終えることができました。

ガーナでは環境は違えど、さまざまなことが参考になり、日々勉強になります^^


明日は職業能力開発センターで活動してきまーす!

Sunday, May 18, 2008

やくつど新歓




今日は薬学生の集いの新歓イベントでしたー!!

学生時代、先輩や友人とこの学生の会を立ち上げて、初めて新歓や年会を企画したときのことをしみじみ思いだしてしまいました。

あのころの友達も今はみんなそれぞれの道で活躍していて、いい仲間に出会えてよかったなーと感じます。

今日は、薬剤師になって、初めて講師として呼んで頂きました。
自分が立ち上げに関わった団体が継続して、今度は講師として呼んで頂けるなんて、
とても感慨深いものがありました。

「薬剤師による国際協力」というテーマで、

どのような経緯で私が国際協力に興味を持ったか、

私の関わっている青年海外協力隊についてや、
それ以外にも国際機関やNGOなど、どのような方法で国際協力に関わることができるか、

また、災害医療をはじめとする、今、薬剤師が求められている分野についてなどお話させて頂きました。

学生の方々からは、
「語学の勉強はどのようにしたか」
「エイズ対策に興味をもったのはなぜか」
「薬剤師として、具体的に途上国でどのような貢献ができるか」

など様々な質問が出ました。

思ったよりもたくさんの学生が国際協力という分野に興味を持っているようで嬉しかったです。