ひとりひとりが豊かに暮らせる社会を創るお手伝いをする薬剤師の日記。 学生時代に国際薬学生連盟(IPSF、オランダ)で本部役員として活動し、25か国を訪問。2008年より2年間青年海外協力隊エイズ対策隊員としてガーナで活動。帰国後、金沢で国際的な医薬品の品質、流通、政策を研究。病院薬剤師、医療者教育コンテンツの企画制作・編集者を経て医療経営コンサルタントに。講演・執筆、セミナー企画運営、キャリア支援、医療通訳・翻訳などにも取り組んでいます。 A pharmacist wishing happy world! IPSF executive committee member 2005-06, JOCV, HIV project coordinator in Ghana 2008-10, 2011- researcher on drug management and policy. 2013- Clinical pharmacist at international hospital. 2015- Educational content producer.
Sunday, August 10, 2008
エイズ文化フォーラム
東京は暑い!!!
先週の日曜、とんぼ返りで横浜に行ってきました!エイズ文化フォーラムに参加するためです☆
長年HIV/AIDSや性教育に携わってこられて、「コンドームの達人」と呼ばれている、
岩室先生http://homepage2.nifty.com/iwamuro/の本を呼んでからずーっとお話を聞いてみたくて、今回初めて直接お話を聞くことができて感激しました。
HIVや性の問題を切り口に、「生きる力を育む」活動をされているということがよくわかりました。
また、HIV/AIDSや青少年の問題は、心の問題であり、コミュニケーションの問題でもあるということを学びました。
STIをいかに生活習慣病として捉えられるか。
また、多様な考え、多様なアプローチがあって当たり前で、
その人にしか言えないこと、
その人にしかできない教育がある
伝えることの大切さ、
伝えることの難しさ
伝えるための努力
いろんなことを学びました。
HIV/AIDS
この問題を突き詰めていくと
結局は人間の本質や社会のありかた
そこにたどり着く気がします。
それらを見据えて、
大きな視点から、現場での活動まで地道に積み重ねておられる先生を
尊敬します。
そして、もう一人、
夜回り先生こと水谷修先生のお話も聞くことができました。
薬物、リストカット、夜の街
若者を取り巻く環境
依存症という病
その背後にある闇
先進国が引き換えと代償になくしてしまった大切なもの
そして手に入れた心の病
先生が取り組まれてきたことは、
オトナたちが見てみぬふりをしてきてしまった問題
ストレス社会での負の連鎖
心と身体が分離し、
ツールばかり発達し、実体の伴わないコミュニケーション
インターネット、ケイタイ
人は夜、不安になる
感情的になる
だから
体をいっぱい疲れさせてあげよう
だから夜にケンカしたくなっても、床について朝を迎えてからまた考えてみよう
温かい言葉、美しいことばを大切な家族や友達にかけよう
薬剤師は子供にクスリのリスクを伝えよう。
お母さん、お父さんを通して、薬の相談にのろう。
おばあちゃん、おじいちゃん、
孫に電話しよう。
とても簡単なことで
少しずつ、きっと世界は変えられる
そう信じさせてくれる
講演でした
Subscribe to:
Post Comments (Atom)
No comments:
Post a Comment