Saturday, May 05, 2012

ガーナ協力隊時代の活動レポート

学生時代からお世話になっている、薬学生応援マガジンMILがこのたび、Webバージョンをスタートしました。

バックナンバーから、ガーナの協力隊時代に連載させて頂いていた、

「世界へ飛び出そう。薬剤師として国際協力を志す」

http://emil-jp.com/user_page_pdf_list.html

もご覧いただけます!



医療人として


私に国際協力の道を歩むきっかけを下さった恩師が、病気の再発・悪化に苦しんでいます。


以前、身内で体調を崩した者があった時も、アフリカで活動していた時も、同じように、薬剤師という医療者でありながら目の前で苦しんでいる人の力になれない自分を悔しく思いました。

大学院に進学し、なぜ研究を続けない、なぜ企業に行かない、と言う声も多々あります。
それも理解できるし、自分としても興味はあります。


それでも敢えて、今だからこそ、私は医療人として、経験を積み、成長していきたいと思います。

改めて、医療人として生きていきたいと思い知らされた一件でした。


Tuesday, May 01, 2012

教育の最大の課題

久々の投稿です。

2月にフィリピンに渡航してから、研究の方がバタバタしていて、なかなか落ち着いてモノを書く時間がとれませんでした。
反省。


さて、
尾藤誠司先生の「ヒポクラテスによろしく」
接遇技術とコミュニケーション、その似て非なるもの
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_151810_244087_5 

を読みました。


技術がある=うまくできるわけではない

という論理は非常によくわかります。

でも、うまくやるためには技術は欠かせないもの。

これもよくわかります。


国際的な舞台でよく目にするのが、

語学が堪能だけど、コミュニケーションがうまくとれない日本人。

多くの人は、語学というスキルがあれば、簡単に海外の人とコミュニケーションがとれると
往々に勘違いしています。

しかし、語学にしても、接遇技術にしても、すべてはコミュニケーションを円滑にするための
補強的要素でしかないのです。

相手のことを思いやるマインドが根底になければ、どんなにスキルがあってもうまくいきません。
また、マインドさえあれば、技術はあとから着いてくることが多いです。

じゃぁそのマインドはどうやったら育つのか?

それは教育の最大の課題かもしれません。