ひとりひとりが豊かに暮らせる社会を創るお手伝いをする薬剤師の日記。 学生時代に国際薬学生連盟(IPSF、オランダ)で本部役員として活動し、25か国を訪問。2008年より2年間青年海外協力隊エイズ対策隊員としてガーナで活動。帰国後、金沢で国際的な医薬品の品質、流通、政策を研究。病院薬剤師、医療者教育コンテンツの企画制作・編集者を経て医療経営コンサルタントに。講演・執筆、セミナー企画運営、キャリア支援、医療通訳・翻訳などにも取り組んでいます。 A pharmacist wishing happy world! IPSF executive committee member 2005-06, JOCV, HIV project coordinator in Ghana 2008-10, 2011- researcher on drug management and policy. 2013- Clinical pharmacist at international hospital. 2015- Educational content producer.
Wednesday, February 08, 2012
イリョウホウカイ
みなさんこんばんは!
フィリピンにおける偽造医薬品及び品質不良医薬品調査の日程に来週から行ってきます!
準備も大詰めです。
今日、大学の帰り道に、道路が凍結していて、自動車が事故を起していました。
みなさま、お気をつけください。
さて、先日、地域医療がうまく回らないのは医師偏在のため?
http://drsammy.cocolog-nifty.com/haguredoctor/2012/02/facebook-c9ea.htmlという記事をFacebook上で紹介し、それについて会話していたところ、長々と書いてしまったので、ブログに載せてみます。
日本の医療は、GDPに占める医療費の割合がOECD加盟国の中でも低水準であるにも関わらず、高質を保たれてきた背景には医療者の良心があるのではないかと思います。しかし、更なる医療費抑制や訴訟問題に加え医療者不足による過酷な労働環境により、医療は崩壊してきています。
医療者の安心あっての医療安全です。
労働基準法は医療機関に適用されないのでしょうか。
一般の人々から見て、医療者の労働や給与の現状に対する正しい認識が不足しているようにも感じています。
「医療者は儲かっている」
「医療者なんだから患者のために生活を犠牲にするのはしょうがない」
といったような。
偏在に関しては、そもそも、問題は偏在なのか?と言う疑問もあります。絶対的な医療者の数の増加と、効果的なパフォーマンスを生み出す役割の最適化なしには、いくら現存の医療者の配置だけ変えても、改善はないのではないでしょうか。
適切な政策と、現場からの改善のアクションが必要かと思います。
☆以下参考リンク☆
医療変革のリーダーが語る「これからの日本の医療」とは
http://www.carenet.com/utility/kitahara/
第2回神戸ICTフォーラム
http://www.ustream.tv/recorded/19658537
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