先日、H28年度診療報酬改定の骨子が発表された。
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12400000-Hokenkyoku/0000109233.pdf
「在宅医療で、疑義照会によって処方変更がされれた場合を評価」という項目が追加されそうだ。
医師と薬剤師の協業を進めることは、安全で効果的な薬物治療を進めていくために必要なことだと思う。しかし、疑義照会とは、医師が処方を決定した後に、薬剤師がその処方内容について問い合わせることだ。患者にとって、よりよい薬物治療を提案することは大切なことだが、これは本当に最善な方法なのだろうか。
医師が熟考した末に決めた処方を、時間がったってから覆すのは、医師にとっても薬剤師にとっても簡単なことではなく、また、在宅医療にかかわる医師であれば、問い合わせをした時に別の患者への訪問中で、問い合わせを受けた患者の情報を持ち合わせていないこともあるかもしれない。
病院で勤務していた頃、ある程度、関係性が構築できた後は、医師の方から、処方を決める前に薬剤師に相談してくれることがよくあった。在宅医療においても、本当は処方が決まる前に提案・協議した方が、薬剤師にとっても、医師にとっても、患者にとっても効率的で効果的なのだろうと想像する。
薬剤師は"Re-active"な存在から脱却し、"Pro-active"になる必要がある、と海外の薬剤師の友人がよく言っていた。
日本の薬剤師も、処方せんを受け付けてから、その役割をスタートさせるのではなく、その前にいかにかかわることができるか、真剣に考え、示していくときだと思う。
ひとりひとりが豊かに暮らせる社会を創るお手伝いをする薬剤師の日記。 学生時代に国際薬学生連盟(IPSF、オランダ)で本部役員として活動し、25か国を訪問。2008年より2年間青年海外協力隊エイズ対策隊員としてガーナで活動。帰国後、金沢で国際的な医薬品の品質、流通、政策を研究。病院薬剤師、医療者教育コンテンツの企画制作・編集者を経て医療経営コンサルタントに。講演・執筆、セミナー企画運営、キャリア支援、医療通訳・翻訳などにも取り組んでいます。 A pharmacist wishing happy world! IPSF executive committee member 2005-06, JOCV, HIV project coordinator in Ghana 2008-10, 2011- researcher on drug management and policy. 2013- Clinical pharmacist at international hospital. 2015- Educational content producer.
Monday, January 18, 2016
Sunday, January 03, 2016
2016年、明けました!
2016年、明けましたね!
2015年は、多くの尊敬する方々と出会い、
共に過ごすことができた幸せな年でした
共に過ごすことができた幸せな年でした
今の会社に勤めて1年が経過しましたが、
自社が運営する薬剤師教育サイトを、私に乗っ取られた!と
上司からお褒めのお言葉を頂戴するほど、
さまざまなチャンスと活躍の場を与えて頂き感謝しています
今年は、足元を固めつつ、
自身のキャリアの方向性をより明確にしていくべく
自身のキャリアの方向性をより明確にしていくべく
得意分野を生かした仕事の強化、
また、現場に足を運び、中央や海外の動向を把握し、
現場に役立つ情報を発信していきたいと思います
また、専門書以外の本を読むこと、
そろそろお弁当のおかずがワンパターンすぎるので(汗)
料理のレパートリーを増やす、
料理のレパートリーを増やす、
あと、人前で楽器を演奏できるようになりたいな〜
こうして年が変わる際に、1年を振り返り、
心新たに、自分に向き合うというのは素晴らしい文化ですね
2016年が笑顔に溢れ、皆様にとって幸多き年となりますように!
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