Monday, January 21, 2013

2/16@金沢 講演会のお知らせ


~転送歓迎~



「世のため人のため、より良い医療をより安く」「日本の医療を輸出産業に育てる」という理念を掲げ、日本を医療崩壊から救う試みを実施しながら、カンボジアの医療供給体制の立て直しや、東北の復興に奔走している北原茂実医師を金沢にお招きして、講演会を開催致します。
いま、国内外の医療界のみならず、経済・産業界からも注目を集めている多忙な先生が北陸にいらっしゃることは滅多にないので、医学生、看護学生、薬学生などの医療系学生はもちろん、他学部の学生のみなさん、社会人のみなさん、ぜひお誘いあわせの上ご参加ください(^O^)/






【日時】2013216日(土)1330開場
【会場】金沢大学宝町キャンパス医学部G棟第4講義室

【講演内容
・医療崩壊の真実と崩壊から日本を救うための試み
・カンボジアプロジェクトをはじめとする国境を越えた医療の展開や医療の輸出産業化
・その他、国内での地域活性化など  

【主催】金沢大学学生有志
【参加費】学生無料、社会人2000
【懇親会】学生1000円、社会人2000

【お申込み、お問い合わせ】(131日締切)






------------------<北原茂実医師ご略歴> ---------------------------------
1953 神奈川県に生まれる。
1979年東京大学医学部を卒業後、同大学付属病院脳神経外科にて研修。 その後、三井記念病院、東京都立府中病院、帝京大学付属病院などを経て、1995年に北原脳神経外科病院を開設した。

「世のため人のため、より良い医療をより安く」及び「日本の医療を輸出産業に育てる」の2つを経営理念に掲げ、医療と教育をツールとした社会開発、医療による所得の再分配を目的に、アジア各国への学校や病院建設、日本国内の医療制度の改革に尽力してきた。
現在は内戦によって荒廃したカンボジアの医療供給体制を立て直すため、同国初となる総合医科大学と付属病院建設に奔走している。
※参考:「病院がトヨタを超える日」(講談社プラスアルファ新書)
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Saturday, January 12, 2013

【ネットで医薬品を購入する際の注意】


一般用医薬品のネット販売が現行法の下で事実上解禁になったとの報道を受けて、多くの消費者が、ネットでの医薬品購入に関心を高めていることと思います。
そこで、一点、注意して頂きたいことがあります。

インターネットで医薬品を売買する方法は大きくわけて二種類あります。
一つは今回の裁判で、話題になった、一般用医薬品のネット販売ですが、これは、国内の薬事法の下、医薬品販売の許可を得た業者によるものです。

一方、海外に拠点を置いている業者から医薬品を購入する場合、それは、個人輸入にあたります。
個人輸入した医薬品は、薬事法を初めとする、国内法の対象外なので、副作用被害救済制度の対象になりません。

みなさんが良くご存知のネットショップの最大手各社でも、一般用医薬品や処方薬を、普通に販売していますが、「海外直輸入」や「副作用被害救済制度の対象外」と表示されている商品は、個人輸入にあたります。

国内で、薬事法の許可の下、承認を受けている、医薬品販売業者と、海外に拠点を置く、薬事法対象外の業者(医薬品販売業の許可があるのかも不明)から医薬品を購入する、という行為は、リスクが全然違いますので、ご注意願います。
個人輸入に関する情報は下記、厚労省のページをご覧下さい。




また、利便性と安全性の両立についてはこちらをご参考に→ http://sankei.jp.msn.com/smp/affairs/news/130111/trl13011120500007-s.htm

Monday, January 07, 2013

運命の人

素晴らしい人に出会ったとき、
「どうしたら、こんな人が育つのか」

熱心に打ち込む人を見たら
「この人のモチベーションはどこからくるのだろう」

嬉しいことがあったら
「なぜこんなことが自分に起こるんだろう」

由来や原因を考えます。


私にいいことが起こる時、
それをたどっていくと、
様々な過程を経て、
高い確率で、ある人にたどり着きます。

その人は、
大学に入りたての頃に
落ちこぼれで、医療や薬学、薬剤師に対して、何の志もなかった私に
薬学生の集い(現:日本薬学生連盟)立ち上げやアジア薬学生シンポジウム開催のきっかけをくれた人です。

活動をするときはいつも一緒。
国内外の学会で発表したり、全国に広報しに出かけたり、薬害裁判の原告支援に駆け回ったり、
勉強会やイベントを企画したり。

大学でも毎日一緒に昼食を食べて、一緒に遊んで。

当時はまだ、お互い若くて未熟で
性格も考え方も違うから、
補い合えることも多かったけど
ぶつかることも多かった。

それでも、時間をかけて
とことん話し合って
いつも信じてくれて
学生時代、一番一緒にいた人かもしれません。
同じ目的に向かって、駆け抜ける仲間がいるって、なんて素晴らしいことなんだろうと、
教えてくれました。


大学を卒業してからは
それぞれ別の道へ。

私たちは、国際派、海外志向という共通点があるので、(しかもいつも一緒にいたので)
よくひとくくりに、セットで考えられることが多いけれど
キャリアに対する価値観や方向性においては、似てる部分もある一方で
実は結構違う面もあったりします。


彼女は海外の中でもより先進的な取り組みや教育について関心が高く、
卒後も、オーストラリアやカナダの薬局で経験を積みました。

私はどちらかと言うと、途上国に目が向いていて、HIV感染症やその他の公衆衛生的な問題をどう解決するか、いかに貢献できるか、ということを考えていて、卒後、青年海外協力隊という国際協力の道を選択しました。

欧米諸国の生活と、アフリカの生活は全然違いますが、
海外にいるからこそ見える日本の良さ、そして課題や
また、海外で生活することの難しさや孤独などに関しては
沢山の共通の悩みや想いがあり、わかりあえることも多かったです。


そして、オーストラリアとカナダで約一年ずつ経験を積み、帰国した彼女は、より欧米の薬剤師・薬局スタイルに近い、調剤併設ドラッグストアで勤務をしていました。

その後、私も青年海外協力隊の2年の任期を終え、翌年4月から大学院への進学が決まっていましたが、帰国時期が夏だったため、入学までの間、1年弱間がありました。
なので、仕事を探していたのですが、短い時間でやとってくれる職場がなかなか見つからず
悩んでいたところ、彼女が勤めている会社を紹介してくれました。

そして、店頭で調剤やOTC業務をしながら、当時彼女が手伝っていた、採用のお手伝いをさせて頂く機会ももらいました。このおかげで、人材のことや、業界の動向について沢山学ぶ事ができました。


今日もとても素敵な出会いがあって、
年末にも尊敬できる方との出会いがあって、
どちらも思い返すと、
彼女がいなければ、出会ってなかった人に紹介してもらった人でした。

彼女が男か、私が男だったら、とっくにプロポーズしてるところでした(笑)



本当に人に恵まれて、今日の自分があります。
今まで出会ったみなさん。
ありがとう。