今日、HIV抗体検査に、杉並保健所に行ってきました!
なぜかというと・・・
本年度、青年海外協力隊(JOCV)の二次隊のエイズ対策隊員として、ガーナへ2年間派遣される予定なのですが、要請と、派遣予定者それぞれの状況により、自己学習や研修が訓練前に必要となります。
私の場合、VCT((Voluntary Counseling and Testing:カウンセリングを伴う自主的なHIV抗体検査)について自己学習をする必要があり、それができるNGOを探していました。
調べてみたところ、日本で、VCTを実施しているNGOは数少なく、その一つであり、中心的な役割をになっているのが、本日お世話になった、JHC(HIVと人権・情報センター)です。http://www.npo-jhc.com/index.htm
JHCは杉並保健所と協働で、VCTを定期的に行っています。
先日、東京支部に問い合わせて、相談させて頂き、私自身、HIVの検査をしたことがなかったので、
まずは、自分自身が、体験してみることからはじめる事にしました。
という経緯があり、今日、検査に行ってきました。
検査は、匿名・無料で行われます。
まずは、あらかじめ、電話で検査の予約をし、
当日、予約した時間に保健所に行き、受付をし、
検査に先立ち、HIVの現状や、検査についての説明、意味などを伺いました。(プレカウンセリング)
次に、採血を行い、
約3時間後に、検査結果を確認し、
今後のHIV感染予防などに関する具体的な方法などを教えて頂きました。(ポストカウンセリング)
電話予約から、受付、採血、カウンセリングに至るまで、スタッフの方々が終始、丁寧に対応してくださり、リラックスした状態で検査を受けることができました。
また、カウンセリングの際は、要所要所で、「わからない点はありますか?不安なことはありますか」
と聞いてくださり、一方的でなく、気軽に質問をすることができる雰囲気でした。
ポストカウンセリングでは、感染経路やリスクについて、コンドームの扱い方や、テープつきのコンドームや女性用コンドームについてなど、具体的な説明をして頂きました。
この機会を、単に検査のみで終わらせてしまうのではなく、一つの性教育の場として活かしていることがわかり、そういった意味でも、この活動非常に貴重で意義のあるものであると感じました。
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